淡路島バラ祭り2018 奇跡の星の植物館で薔薇園 淡路夢舞台

4月21日(土)から6月10日(日)まで、奇跡の星の植物館で「淡路夢舞台薔薇祭2018」が開催されます。今年は、日仏友好160年を記念して「ジョセフィーヌの夢」を題して、モダンローズの生みの母であり、皇帝ナポレオンの妃であったジョゼフィーヌが夢見たであろうローズガーデンを再現します。70種以上の色鮮やかなバラが奇跡の星の植物館の館内や屋外を豪華に彩ります。優雅な花形と豊かな香りのオールドローズ、四季咲きでメジャーなモダンローズ、蕾がイルカ風で華やかなデルフィニウム、蔓性植物の女王クレマチスなどで創り上げられる「薔薇の庭(ローズガーデン)」が登場します。モダンローズの誕生に欠かせなかったとされる日本や中国のバラの特徴を活かして仕立てられています。

今年の薔薇祭のテーマは「フランス」と「バラ」です。「フランス」と「バラ」といえば、モダンローズの生みの母でありナポレオン皇帝の妃ジョゼフィーヌと、日本人に親しみのある「ベルサイユのばら」のマリーアントワネットです。マリーアントワネットは、ベルサイユ宮殿の離宮プチトリアノンにバラが美しい英国風ナチュラルガーデンを持っていました。ジョゼフィーヌはマルメゾン宮殿に薔薇だけでなく、世界中からユリやダリアなどをコレクションした庭、バナナなど熱帯植物の温室を持っていました。さらに、世界一のバラを求めて育種を行いました。これが、モダンローズ誕生の礎となっています。今年は、日仏友好160年の記念して、2人のバラ好きの后にスポットを当てて、彼女たちが夢見たであろうローズガーデンを創り上げています。「花と生きる」という人間と自然との共生、日仏の花文化が世界にもたらした影響を再認識できる展示となります。なお、ゴールデンウィークの5月3日(木)から6日(日)まで、スペシャルイベントが開催されます。5月7日(月)から6月10日(月)まで、奇跡の星の植物館の屋外にある芝生広場で、特別展「ローズガーデンショー」が開催されます。

淡路夢舞台バラ祭り2018の詳細情報

  • 開催期間:4月21日(土)~6月10日(日)
  • 開館時間:10:00~18:00(最終受付17:30)
  • 開催場所:〒656-2306 兵庫県淡路市夢舞台4
  • 電話番号:0799-74-1200
  • 入館料:大人600円、70歳以上300円、高校生以下無料
  • 入館料+屋外ローズガーデンセット:大人1000円、70歳以上700円、高校生以下無料
  • 屋外ローズガーデン入場料:一般600円、高校生以下無料
  • HP:奇跡の星の植物館
  • 駐車場:ウェスティンホテル淡路駐車場500円(600台)
  • アクセス:神戸淡路鳴門自動車道の淡路ICから車で5分

淡路夢舞台バラ祭り2018の展示内容

ジョセフィーヌの夢の庭

ジョセフィーヌはマルメゾン宮殿で250種のバラを育てていました。「現代バラの母」といわれる由縁は、アジアなど世界から集めたバラで育種をアンドレ・デュポンという園芸家を雇って行っていたからです。ジョセフィーヌの努力によりフランスに25種しかなかったバラが4000種近くになりました。その功績により、彼女がこの世を去ってから40年後の1867年に、フランスのギョーによりハイブリッド・パーペチュアル系の「マダム・ビクトル・ベルディエ」とティー系の「マダム・ブラビー」を交配により、ラ・フランスを誕生させたのです。

バラをはじめ多くの植物を世界から集めたジョセフィーヌが、夢に見たであろう庭を、デルフィニウム、ユリ、クレマチス、バラを組み合わせて「夢のスプリングガーデン」として展示しています。植物学者でありボタニカルアート作家のル・ドゥーテが、ジョセフィーヌの居城であったマルメゾン城で描いた「バラ(薔薇)図譜」に登場する植物を「ル・ドゥーテの庭」として展示しています。東洋のバラと西洋のバラをかけ合せて生まれた現代バラに感謝を込めて「ジョセフィーヌに捧げるローズガーデン」として展示しています。薔薇の形や色や香りだけでなく、仕立て方やディスプレーもお楽しみいただけます。

夢のスプリングガーデン

ジョセフィーヌは世界から植物を集めて、温室にはユリやダリアなど大きな花からバナナなど熱帯植物まで収集していました。優雅な花形と豊かな香りのオールドローズ、四季咲きでメジャーなモダンローズ、蕾がイルカ風で華やかなデルフィニウム、蔓性植物の女王クレマチス、大きな花が風にゆれる様から名付けられたユリなどジョセフィーヌが愛していたであろう多彩な植物を組み合わせた庭を展示します。ジョセフィーヌ好みのスプリングガーデンを創り上げます。

ル・ドゥーテの庭

ベルギーの画家であり、植物学者でもあるル・ドゥーテは、バラやユリなどの植物を描いた博物画「ボタニカルアート」を多く残しています。世界的にも「バラの画家」や「花の画家」として知られています。植物図譜では「バラ図譜(Les Roses)」が最高傑作といわれています。ル・ドゥーテの描いたバラや植物を紹介する庭を展示しています。

ジョセフィーヌに捧げるローズガーデン

薔薇の育種に貢献して、バラの歴史を変えたジョセフィーヌに感謝を込めて贈るローズガーデンとなります。ナポレオン皇妃の権力とジョセフィーヌの情熱によって、東洋の薔薇と西洋のバラを掛け合わされて生まれたのが現代のバラと言っても過言ではありません。モダンローズの生みの母に捧げるローズガーデンは、薔薇の形や色や香だけでなく、仕立て方やディスプレーもお楽しみいただけます。

21世紀の花文化ジャパニズム

1867年幕末、徳川幕府、薩摩藩、佐賀藩が始めてパリ万博で世界にデビューしました。この時、博覧会へ日本から持っていったのは浮世絵、着物、蒔絵の重箱、陶器等です。浮世絵はゴッホ、モネなど多くの芸術家の技法に大きな影響を与えて、フランスはじめヨーロッパにジャポニズムブームを興しました。近年、世界では日本の盆栽、庭園ブームが再び興っています。観賞だけではな、日本人の根底に流れる精神を学び日本庭園を創ろうという試みがなされています。今回の展示は、パリ万博で花開いたジャポニズムがテーマです。「日本の花文化」から誕生した「21世紀の花文化ジャポニズム」を、プロデューサー辻本智子とTriad研修生で提案します。

絵画の中の薔薇

バラは古代からヨーロッパにおいて憧れの花です。その香りに魅せられ多くの人々が愛する花といえます。クレオパトラはバラのお風呂に入り、バラが敷き詰められたベットに寝たといわれます。薫り高いバラといえばロサ・ダマスケナ、1483年ボッティチェリが描いたビーナス誕生のバラはロサ・アルバ、ボッティチェリが描いた「バラの聖母」はロサ・ガリガと推測できます。ゴッホと言えば私たちは向日葵をイメージしますが、ゴッホは向日葵以上に薔薇を描いていたのです。「夜のカフェテリア」で夜空に白く描かれているのは星ではなく薔薇、「いつか、バラのように多くの人々にあこがれられる画家になりたい」そんなゴッホの思いが夜空に白い薔薇を描かせたのです。薔薇の絵画とその時代から、どのようなバラが描かれたか楽しむ展示です。

花と緑のある暮らし「ジョセフィーヌ時代の江戸園芸 」

ジョセフィーヌが世界からバラを集めて育種を進めていた時代は、日本では庄民の間でも園芸が盛んであった時代です。日本人の独特の感性で創り上げていった日本の伝統園芸植物を「万年青&斑入葉植物」、「サクソウ」、「ハナショウブ」と展示するとともに斑入葉植物の一つであったバラも展示します。

ホワイエ「バラの王妃」

マリーアントワネット、ジョセフィーヌという二人の王妃をイメージしたバラで模したトピアリーが登場します。

マリーアントワネットの庭(屋外ローズガーデン)

5月7日(月)から6月10日(月)まで、奇跡の星の植物館の屋外にある芝生広場でローズガーデンは見頃を迎えます。マリーアントワネットはベルサイユ宮殿の離宮プチトリアノンの暮らしが大好きでした。子供が誕生してからはここに田舎や村を作りました。自身も農夫の格好をして暮らしていました。英国風のナチュラルガーデンには池や川があり、マリーアントワネットの大好きなバラの花も植えられていたそうです。

今回、マリー・アントワネットの庭「Le Hameaude la Reine」は、芝生広場に「アモー」をイメージした小民家を設けて、宿根草とバラが楽しめるガーデンを創りました。アモーとは、貴族が敷地に農家を住まわせて農作業を行わせた牧歌的な小規模な農村です。18世紀当時、王侯貴族の間では農村を所有して真似事をすることが流行っていました。英国風ナチュラルガーデンを再現するお庭、原種のバラからモダンローズまで薔薇の歴史を伝えるローズガーデン、香りのバラを集めた香りのローズガーデン、宿根草とバラで創るボーダーローズガーデン、ローズシアターをお楽しみいただけます。青空の下、五感いっぱいにバラを楽しむことができます。

ロサ・ケンティフォリア

マリー・アントワネットが肖像画で手に持っているバラです。花びらがフワフワしていることからキャベッジローズと呼ばれています。

ラ・ナエマ、ローズ・ポンパドゥール

薫り高く華やかなフレンチローズです。

ブルーローズ

ブルームーン、夜来香、爽」などの香高いブルーローズに加えて、紫のミステリューズもお楽しみいただけます。

マリー・アントワネット

「ベルサイユの薔薇」にちなんで作出された品種になります。

淡路夢舞台バラ祭り2018のイベント内容

ゴールデンウィークスペシャルイベント

ゴールデンウィークの5月3日(木)から6日(日)まで、スペシャルイベントが開催されます。音楽イベントとして、日下部祐子さんなど豪華オペラソリストたちや京都市立芸術大学大学院生や卒業生たちによるスペシャルステージ、子供ミュージカルグループ「ミラクルメイツ」によるオリジナルミュージカル「薔薇物語」などを上演します。体験教室として、薔薇を使ったアロマセラピー教室やプリザーブドフラワー教室なども開催します。

ローズガーデンショー

5月7日(月)から6月10日(月)まで、奇跡の星の植物館の屋外にある芝生広場で、特別展「ローズガーデンショー」が開催されます。原種のバラからモダンローズまで薔薇の歴史を体感できるバラ園がメイン会場となります。カスケードが流れる薔薇の庭、原種のバラ、香りのバラなどをテーマに特徴に合わせて植栽されたローズガーデンなど、青空の下で五感いっぱいにバラを楽しめるイベントです。薔薇に囲まれた特別な休日を過ごせます。

  • 開催期間:5月7日(月)~6月10日(月)
  • 開催場所:奇跡の星の植物館の屋外芝生広場
  • 屋外ローズガーデン:大人600円、高校生以下無料
  • 入館料+屋外ローズガーデンセット券:大人1000円、70歳以上700円、高校生以下無料

薔薇祭2018限定スイーツ登場

ウェスティンホテル淡路とのコラボレーションケーキとして薔薇祭バージョン「バラと苺のショートケーキ」が登場します。バラの花びらペースト、バラの花びらのシロップ煮、ローズシロップなど、バラと苺の魅力をぎゅっと詰め込んだ色鮮やかでフルーティーな風味が特徴のケーキです。館内2階バルコニーよりお入りください。

メニュー

  • ケーキ単品:540円
  • コーヒー&紅茶セット:940円
  • ハーブティーセット:1040円

奇跡の星の植物館とは

奇跡の星の植物館は、自然の素晴らしさ、美しさ、巧妙さを五感で体感する「五感軸」と21世紀型の花・緑と共生する生活空間、都市の緑化を提案する「共生軸」という2つが大きなテーマとして構成された植物園です。「感動創造」をコンセプトに「共生文化ゾーン」と「花と緑の暮らしゾーン」で構成されており、植物の形、色、香にスポットを当て、ユニークなディスプレイで、植物の素晴らしさを五感に訴える展示を行っています。それぞれに明確なテーマとメッセージを持っています。芸術と緑花を融合させた新しいタイプの展示空間といえるでしょう。これにより、古来から先人たちが創りあげた庭園文化や伝統的ライフスタイルを継承して、21世紀の地球環境を身近な空間(ガーデン)を通じて創造する「参加型社会作り運動」=「ガーデンルネサンス」を推進しています。

建物は、面積約6700m2、高さ17m、幅24m、長さ100mの巨大な直方体がクロスした形状となっており、植物館としては日本最大級の規模の吹き抜けの空間となっています。乾燥地の多肉植物、熱帯性の植物、温帯性の植物、高山植物など、約3000種3万株の多様な植物が展示されています。段状に配置された各展示室の高低差は最大10mとなっており、上部と下部で5度の温度差を生む構造となっており、温室上部に熱帯植物、温室下部に温帯植物、地下空間に遮光で育つシダ類などを展示しています。天井が非常に高い空間を活かして、様々なハンギング型のディスプレイも提案しています。

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