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プロジェクト「生しらす」

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生しらすのプロジェクトとは、「北淡路ブランド推進協議会」と「淡路島岩屋漁業協同組合」が中心となって、淡路島の岩屋港で水揚げされる絶品グルメの「しらす」をブランド化した取り組みです。

もともと生しらすは、誕生後数カ月の豊潤な瀬戸内の海が育んだ「海の宝石」と呼ばれていました。水揚げからわずか数時間で鮮度が落ちる生しらすは、地元民さえ食べたことがありませんでした。

獲れたての生しらすが持つ、見た目、口触り、食感、味をたくさんの人に知ってもらいたいという熱い思いからブランド名を「淡路島の生しらす」として認知してもらうために商品化を目指しました。

地元の漁師・加工業者・料理人がタッグを組んで「淡路島の生しらす」としてブランド化しました。

「生のしらす」を鮮度を保って、新鮮な状態で提供するために試行錯誤を重ねました。水揚げ直後に先取り(セリをとばすこと)して、鮮度そのままに瞬間冷凍する画期的な方法を採用しました。

独自の減菌技術も導入しています。努力の結晶で完成したのが「淡路島の生しらす」です。

2011年から淡路島で販売をスタートしました。淡路島の生しらすが完成するまでに携わった漁師、加工業者、販売店など全ての関係者が5つのこだわりを持って取り組んでいるブランドです。

「シラス」とは、漢字で白子と書き、イワシ・イカナゴ・ウナギ・アユ・ニシンなど体に色素がなく白い稚魚の総称です。漁場では、瀬戸内海、駿河湾、伊勢湾などで多く漁獲されています。

県別では、兵庫県がシラス漁獲量で全国1位となっています。

瀬戸内海に面する淡路島の岩屋港は、シラス漁が盛んです。岩屋港で水揚げされる「しらす」は、小さくてキラキラ光ることから豊潤な瀬戸内の海が育んだ海の宝石ともいわれています。

「しらす」は、アシが早くて傷みやすく、釜揚げや天日干しをする事で保存性を高めてきた食材です。淡路島でも塩ゆでにして干した「ちりめんじゃこ」はお土産の人気商品となっています。

昔から、淡路島で「ちりめんじゃこ」など加工した「シラス商品」は、お土産で人気商品でした。しかし、獲れたての新鮮な「生しらす」が本来持っている味とは全く違うそうです。

淡路島の漁師・加工業者・販売店は、シラスではなく「生しらす」が持っている新鮮さ、驚きの食感、本来の味などを多くの人に知ってもらいたい願望がありました。

「淡路島の生しらす」を多くの人に知ってもらうために関係者が一丸となりました。淡路島のご当地グルメプロジェクトとして取り組みました。誕生したのが「淡路島の生しらす」となるのです。

淡路島生しらす丼の時期は、「淡路島の生しらす」の解禁期間となります。2019年は4月19日に解禁されて島内62店舗が参加して4月19日から11月30日までキャンペーンが開催されました。

「淡路島の生しらす」が解禁されると淡路島の全域で淡路島生しらす丼のキャンペーンが始まります。開催期間は、参加店でご当地グルメ「生しらす丼」をはじめ、様々なグルメが登場します。

10年目の節目の年となる2020年のキャンペーンには、淡路島で過去最多となる71店舗が参加します。飲食店や宿泊施設などが、趣向やアイデアを凝らしたメニューを開発しています。

シンプルに食べる丼をはじめ、釜揚げしらすのコラボ丼、魚介類を盛り付けた海鮮丼、生しらすをまぶしたパスタ料理や海鮮ちらしずしなど自慢のメニューが登場します。

2011年に誕生した淡路島の生しらすは、1年目の5万食を皮切りに、4年目の2014年には80万食を突破する83万食の売り上げを記録しました。2015年以降は減少に転じていました。

2017年は夏の天候不順の影響で総販売数が61万食となりました。2017年からは、淡路島でブランド化を進める「生サワラ」との対決企画などが実施されてました。

グルメ対決「生しらすVS生サワラ」では、6月末までに生しらすと生サワラの両方を食べて、美味しかった方に投票してもらいます。投票者から抽選で3組に沖縄旅行が当たるイベントとなります。

相乗効果もあり、2018年は再び増加に転じて62万食を記録しました。過去最多となる63店舗が参加していました。2019年は62店舗が参加して68万食を売り上げました。

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