ダンボールアート展 淡路島国営明石海峡公園

歴史・文化

ダンボールアート展が開催されます。淡路島の都市公園「国営明石海峡公園」で、兵庫県出身で造形作家の玉田多紀さんがプロデュースしたダンボールアートの作品展となります。

玉田多紀さんはダンボールアートの第一人者です。ダンボールを使用して生き物の造形作品を制作しています。これまで手掛けた作品から厳選して大小36作品を展示します。

5つの部屋に、アマビエ、カエル、クジラ、フェニックス、動物などの作品が並びます。ダンボール独特の形状、起伏などで動と静をリアルに表現します。

ダンボールアート展の開催期間は、2021年3月20日(土祝)から5月30日(日)までとなります。ビジター棟の2階です。4日間限定でワークショップが開催されます。

ダンボールアート展 淡路島

ダンボールアート展

2021年3月20日(土祝)から5月30日(日)まで、兵庫県淡路市にある都市公園「国営明石海峡公園」のビジター棟2階でダンボールアート展が開催されます。

ダンボールに、新しい命を吹き込むように生き物を制作する兵庫県出身の造形作家・玉田多紀氏プロデュース作品展とファミリー層向けワークショップを開催。

花みどりフェア

テーマは「JUNCTION」です。古紙のリサイクルで生み出されるダンボール素材に、新しい命を吹き込みます。ダンボールの素材としての価値を見い出す作品展です。

「鑑賞から体験へ作品と関わり作品になってみる」いうコンセプトとなります。

作品には、ピースを加え完成させたり、同じポーズをしたり、視線を合わせたり、立体作品の鑑賞の仕方を提案しています。玉田多紀さんの意図や意思を感じていただける展示となっています。

アマビエ、カエル、クジラ、フェニックス、動物の5つの部屋で構成されます。部屋の区切りには、世界一の強度を誇るトライウォールのダンボールが使用されています。全てダンボール使用です。

現代社会を象徴する環境問題、ジェンダーギャップ、オンライン、新型ウィルスなどを取り上げながら、生き物たちの視点で時代を反映させながら個別の部屋を表現しています。

作品は全て使用済みダンボールで造形されています。パルプにまで還元するなどマテリアルそのものとして作家独自の製法を編み出しています。

各部屋には入場者がダンボールアートを体験できる仕組みがあります。ダンボール素材を手に取って、ちぎったり、折ったり、組み合わせたり、貼ったりして、自分の作品を手作りできます。

見どころの一つとして、ダンボールの素材としての強靭さと柔軟さです。何度でも、何でも再生させることのできるために多彩な表情を見せることができます。

今回初披露となる令和の新作10点を含めて全て兵庫県初上陸の作品展となります。

アマビエの部屋には、作品「アマビエ」をはじめ、「JUNCTION」の看板、玉田多紀さんのプロフィールやメッセージボード、ダンボールアートが手作りできるクラフト体験エリアがあります。

作品「アマビエ」は、タイトルが「祈り」で新型コロナを退散する願いを込めた作品となります。

カエルの部屋には、大きなカエルや小さなカエルに加えて、クモが展示されています。死んだフリをしているカエルと動いているカエル、糸にぶら下がったクモの対比が面白いです。

また、カエルになった気持ちでカッパに乗りカエル目線になれます。

クジラの部屋には、大きなクジラ、ドラゴン、タマゴ、カメ、翼竜などが展示されています。大きなクジラは10メートル前後のスケールです。周囲は海のシーフォーム(波の花)が表現されています。

作品「クジラ」は、クジラの周りにプラスチックのゴミが漂流して環境問題を表現しています。

ドラゴンとタマゴと翼竜で、ジェンダーギャップを表現しています。ドラゴンでは母親の排卵と出産、タマゴではオシベとメシベ、翼竜では監視と取り巻く状況を提示しています。

フェニックスの部屋では、フェニックスが展示されています。文化交流として2月にフランスはパリにある日本文化会館で羽の無いフェニックスを展示しました。

来館者にダンボールを羽型にちぎり、新型コロナ収束へのメッセージを記入して羽を尾に付けてもらいました。完成したフェニックスが日本に戻りました。ダンボール壁にフランスの街が描かれています。

動物の部屋には、玉田多紀さんの初期の作品となる動物たちが展示されています。大きなヒツジ、ライオン、ブタ、シカ、カピバラ、カンガルー、ヤギ、ウサギ、キリン、ネコ、人間もいます。

なお、ワークショップは、3月20日(土祝)、21日(日)、5月15日(土)、16日(日)の4日間限定で開催されます。所要時間は約1時間です。参加料金は100円です。定員人数は3組です。

玉田多紀さんのユーチューブ(YouTube)ではダンボール造形のやり方を動画で紹介しています。

玉田多紀さんのメッセージ

日常で感じた違和感を手掛かりに思考を巡らせ作品のテーマと象徴する生き物を選んでいます。生き物には性格や感情を持たせ、その日その時の自分の分身として象るので全ての作品が自画像とも言えます。

まず、軽いスケッチをしてイメージができたら作りはじめます。立体にする計画は大まかにしか立てず、イメージを手で素材に伝えながら握ったり重ねたり何度も手で探りながら作ります。

使用済みのダンボールを材料にすることで材料も製法も作り手の気持ちも含め全てが偶然の寄せ集めで作品はできます。

この造形法にこだわる理由は、物事をシステム化することに対する警鐘と無意識に自分を拘束している常識や価値観から抜け出したいからです。

今回は海や生態系の環境問題やジェンダーギャップをテーマに取り上げていますが、作品の生き物たちは悲しんでいるでしょうか。少し楽しんでその環境に順応し居場所を見つけさらに進化する様子を作品にしています。

これからの地球で私たちはどう生きていくのでしょうか。

詳細・基本情報

  • 開催期間:2021年3月20日(土祝)~5月30日(日)
  • 開催場所:淡路島国営明石海峡公園 ビジター棟2階
  • 住所:〒656-2306 兵庫県淡路市夢舞台8-10
  • 電話:0799-72-2000
  • 公式サイト:https://awaji-kaikyopark.jp/
  • 開園時間:9:30~18:00
  • 入園料金:大人450円、シルバー210円、小中学生無料
  • 最寄り駐車場:淡路夢舞台 地下駐車場(500台)
  • 駐車料金:普通500円、二輪100円(レストランとショップの利用で無料券配布)
  • アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 淡路ICから車で約5分、東浦ICから車で約10分
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