弥生青銅の島展 滝川記念美術館玉青館 松帆銅鐸を展示

体験・展示

弥生青銅の島展が開催されます。淡路島南西部にある滝川記念美術館玉青館で、松帆銅鐸・舌、古津路銅剣、幡多銅戈、貨泉、銅鏃、青銅器付木製品など淡路島で発見された弥生時代の青銅器が展示されます。

2015年4月に南あわじ市松帆地区で発見された約2200年前の弥生時代の松帆銅鐸が登場します。開催期間には銅鐸のワークショップ、弥生時代のバーチャルリアリティ体験などが開催されます。

弥生青銅の島展の開催期間は、2020年11月12日(木)から2021年2月28日(日)までです。休館日は、毎週月曜日です。入場料金は大人500円、高校・大学生300円、小・中学生150円です。

弥生青銅の島展 滝川記念美術館玉青館

弥生青銅の島展

2020年11月12日(木)から2021年2月28日(日)まで、兵庫県南あわじ市にある滝川記念美術館玉青館で「弥生青銅の島展」が開催されます。

淡路島は日本最古の書物「古事記」の冒頭に登場する国生み神話で、伊弉諾尊(イザナギ)・伊弉冉尊(イザナミ)による国生みで日本で最初に誕生した島と記述されています。

裏付ける証拠として、南あわじ市の遺跡から出土した多数の遺物があります。代表的な遺物の銅鐸では数多くの出土の伝承があります。現存する銅鐸が弥生時代初期のものが多いことも事実です。

このことから、「海の民」と呼ばれる人々の活躍があったと考えられています。

その後の高度な航海技術と製塩技術を所有して、淡路島は天皇たちの狩場としても重宝されて、ヤマト王権とのつながりを深めていったとされる「海人(あま)」と呼ばれる弥生時代の人々の登場を裏付けます。

銅鐸以外の青銅器の発見も多く、貴重な青銅器を数多く所有できた共同体の存在の痕跡も見えます。

最先端技術を駆使して造られた青銅器を受け入れた「海の民」の存在こそ、海人の活躍、ひいては国生み神話へと繋がっていったと推測されています。

弥生青銅の島展では、松帆銅鐸をはじめとする南あわじ市で出土された青銅器を一堂に会して、弥生時代における淡路島の社会的重要性に迫ります。

2015年4月に南あわじ市松帆地区で発見された約2200年前の弥生時代の松帆銅鐸をはじめ、銅剣、銅鏡、貨泉など淡路島で発見された青銅器の文化財が展示されます。

松帆銅鐸は、100年に一度の大発見と称されています。基礎的な研究が終了したところです。基礎研究の終了を機会として「弥生青銅の島」をキーワードとして松帆銅鐸が展示されることになりました。

淡路島は、古来より交通の要所として、天皇へ食材を献上する御食国として知られていました。天皇の狩猟の場として重宝されてきました。当時の日本の有力者とのつながりもたくさんありました。

青銅器を製造する技術は、弥生時代に朝鮮半島を通じて中国から渡ってきたと考えられています。青銅器は、銅に錫(すず)などの金属を混ぜて型に流し込み、銅鐸、銅剣、銅戈、貨泉などを作りました。

文字が無かった当時、青銅製品を製造できるのは、高い技術力を持っていることを証明しています。銅鐸は、安全や豊作などを願うお祭りに使用されたと考えられています。

展示物リスト

  • 松帆銅鐸・舌(青銅の楽器)
  • 古津路銅剣(青銅の武器)
  • 幡多銅戈(青銅の武器)
  • 貨泉(青銅のお金)
  • 銅鏃(青銅の鏃)
  • 銅鐸(青銅の楽器)
  • 青銅器付木製品

展示解説

2階展示室で、展示解説「私たちと銅鐸のつながり 古代のロマンに触れる」が開催されます。銅鐸をはじめとする遺物の解説を聞きながら、祖先の暮らしを想像します。

電気や水道など文明の利器がない世界で、銅鐸の輝きや響きは私たちの祖先にどのような影響を与えたのかを、出土から調査結果を踏まえて、わかりやすく解説します。1回10名の定員となります。

  • 開催日時:11月15日(日)11:00~11:30、14:00~14:30
  • 開催場所:南あわじ市滝川記念美術館 玉青館 2階展示室

ワークショップ

多目的室でワークショップが開催されます。銅鐸や歴史にちなんだ楽しいイベントです。多目的室で1回あたり9名以下での開催となります。事前に電話申込が必要です。

オリジナル瓦マグネットづくりは、11月21日(土)と22日(日)の午前と午後に開催されます。参加料金は200円です。所要時間は1時間程度です。

アンモナイト化石作り(南あわじ市地学の会)は、11月23日(月祝)と29日(日)の午前と午後に開催されます。参加料金は100円です。所要時間は1時間程度です。

レジン教室(キーホルダーなど小物づくり)は、11月28日(土)の午前と午後に開催されます。参加料金は100円です。所要時間は1時間程度です。

どうたくキャラクター作りは、12月5日(土)の午前と午後に開催されます。参加料金は100円です。所要時間は1時間程度です。

こども官兵衛隊(よろい・かぶと作り・志知城探検)は、12月6日(日)の10時から15時まで開催されます。保護者同伴です。参加料金は300円です。

淡路島古代フェスティバル

淡路島南あわじ市の美菜恋来屋で「淡路古代フェスティバル」が開催されます。楽しい古代体験型ワークショップや松帆銅鐸、古代がテーマの商品が登場するマルシェです。

松帆銅鐸の調査研究についての発表会も開催されます。淡路島のぶろんず展に来館された方全員に、「淡路古代フェスティバル」で使用できるクーポン券が無料でプレゼントされます。

  • 開催日時:2021年2月14日(日)10:00~16:00
  • 開催場所:美菜恋来屋
  • 開催住所:〒656-0443 南あわじ市八木養宜上1408
  • 電話番号:0799-43-3751

弥生時代の青銅器である松帆銅鐸

松帆銅鐸は、約2200年前の弥生時代の青銅器です。淡路島の南あわじ市松帆地区で、2015年4月に工事現場より採取された土砂から青銅製の銅鐸(ベル)7点が発見されました。

兵庫県松帆の7点は、島根県加茂岩倉の39点、滋賀県大岩山の24点、神戸市桜ケ丘の14点に次ぐ数となります。松帆地区で発見された銅鐸は、最も古い菱環鈕(りょうかんちゅう)式の1点をはじめ、他の6点も全て紀元前の弥生時代前期から中期(約2200年前)に鋳造されたものとされています。

菱環鈕(りょうかんちゅう)式は、全国でも11点しか出土していない非常に貴重な銅鐸です。7点全てに音を鳴らすための棒である舌(振り子)が付いて発見されました。4点が2組の大きな銅鐸の中に小さな銅鐸が入っている状態で発見されました。

つり手の一部に紐(ひも)の一部が残っていることも発見されました。「銅鐸・舌・ひも」が同時に発見されたのは国内で初めてとなります。松帆銅鐸の発見は、世紀の大発見として国宝級の資料とされています。

詳細・基本情報

  • 開催場所:南あわじ市滝川記念美術館玉青館
  • 開催期間:2020年11月12日(木)~2021年2月28日(日)
  • 開館時間:9:00~17:00(最終受付16:30)
  • 住所:〒656-0314 南あわじ市松帆西路1137-1
  • 電話:0799-36-2314
  • 公式ホームページ:南あわじ市「淡路島松帆銅鐸」
  • 休館日:毎週月曜日(月曜祝日の場合翌日以降の平日)
  • アクセス:神戸淡路鳴門道西淡三原ICから車で約5分
  • 駐車場:無料(約20台)
  • 観覧料:大人300円、大学生高校生200円、小学生中学生100円

滝川記念美術館 玉青館

淡路島のぶろんず展が開催される淡路島の南あわじ市にある滝川記念美術館 玉青館は、直原玉青(じきはらぎょくせい)さんの絵画をコレクションする現代南画の美術館です。

南画とは、中国由来の南宗画の日本的解釈の江戸時代中期以降の画派とされています。文人画ともいわれています。直原玉青さんは、兵庫県淡路島で育ち、大阪美術学校を卒して、帝国美術展に初入選後、日展に16回入選していました。日本南画界の第一人者とされていました。

社団法人日本南画院会長・理事長、現代南画協会理事長などを務めました。洲本市名誉市民であり、南あわじ市名誉市民でありました。2005年9月に101歳で亡くなりました。

南あわじ市滝川記念美術館 玉青館は、直原玉青さんの個人美術館です。1991年に開館しました。中国の故宮博物館を模した建物です。企画や特別展は随時行われています。

淡路島で育った直原玉青さんの代表作「禅の牧牛 うしかひ草」など名作を多数収蔵・展示しています。建物中央にある八角楼閣の天蓋に描かれた直径5メートルの「雲龍図」は見事です。

アクセス

淡路島のぶろんず展が開催される淡路島の南あわじ市にある滝川記念美術館 玉青館へのアクセスは、自動車のみとなります。高速道路の神戸淡路鳴門自動車道の西淡三原インターチェンジから約5分です。

西淡三原インターチェンジの出口にある信号を直進して県道31号線を進みます。カーブを曲がってすぐにある信号のない交差点を左折します。道なりに進みます。池を左手に進みます。

池が右手に見えると畔に見える中国風の建物が滝川記念美術館 玉青館となります。駐車場は道路の向かい側にあります。駐車場は無料で約20台が駐車できます。

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