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ハマボウ祭り 淡路島沖の成ヶ島で自然環境保護イベント

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自然・体験
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ハマボウ祭りが開催されます。淡路島にある無人島「成ヶ島」で、兵庫県の絶滅危惧種に指定される稀少植物「ハマボウ」が群生する自然環境を保護することをテーマにしたイベントとなります。

アーティストによる音楽ライブ、飲食店が参加する炊き出しが行われます。アート作品の出展やワークショップも登場します。ネーチャーガイドやビーチクリーンもあります。全て参加が無料のお祭りです。

ハマボウ祭りの開催日時は、7月14日(日)の9時から15時までとなります。なお、当日は渡船の乗船料金も無料となります。なお、ハマボウ祭りは、参加者の寄付により運営されています。

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ハマボウ祭りの基本情報

  • 開催日時:2019年7月14日(日)9:00~15:00
  • 開催場所:成ヶ島(淡路島から100メートル沖の無人島)
  • 住所:〒656-2541 兵庫県洲本市由良3-8
  • 電話:0799-65-0807(ゲストハウス花野)、0799-27-1221(洲本市由良支所)
  • 参加料金:無料
  • アクセス:洲本市由良町の成ヶ島渡船で上陸
  • 駐車場:無料(約30台)洲本市由良支所駐車場
  • 主催:成ヶ島を美しくする会(成美会)
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ハマボウ祭りの内容

7月14日(日)に、淡路島にある無人島「成ヶ島」で「第31回ハマボウ祭り in 成ヶ島」が開催されます。平成元年(1989年)から始まった自然保護をテーマにしたイベントです。

成ヶ島には、兵庫県の絶滅危惧種(レッドリストAランク)に指定される稀少植物「ハマボウ」が生育します。成ヶ島のシンボルで海辺に群生します。夏になると美しい黄色の花を咲かせます。

地元では、ハマボウの群生する自然環境を守ろうと「成ヶ島を美しくする会」(成美会)が発足しました。成ヶ島で清掃など自然保護活動を行ってきました。

瀬戸内のガラパゴスと称される成ヶ島で、定例の清掃活動、成ヶ島まつりの開催、地元中学と共催でのクリーン作戦、各グループとの自然観察会などを継続的に行っています。

ハマボウ祭りとして成ヶ島の自然を象徴する「ハマボウ」が咲く7月に開催しています。成ヶ島の美しい自然環境とともにゴミの問題を広く世の中に問題提起しています。

近年では、成美会に参加する会員の高齢化が進んできたために、長年に渡り活動してきた代表の花野晃一さんの意思を引き継いで、息子の花野恵介さんを中心に若い世代が立ち上がりました。

淡路島の内外からコンセプトに賛同する多数のアーティストやミュージシャンが集まりました。

現在では、「環境保護」と「世代交代」をテーマに若者を中心に運営する祭りにシフトしています。昨年は島内外から400人以上が訪れる成美会が主催する夏祭りとなっています。

ハマボウ祭りでは、淡路島出身のアーティストなどによる野外の音楽ライブが催されます。飲食店が参加する炊き出しが実施されます。アート作品の出展やワークショップなども登場します。

当日は成ヶ島に上陸するための渡り船が無料です。毎時0分発で1時間に1本運行します。

成ヶ島に上陸すると、漂着した流木をクレーンで運んで創りあげた巨大オブジェが登場します。流木で作ったステージやテントが登場します。自然に溶け込んだ手作り感が満載の会場となります。

成ヶ島のハマボウ祭りは、基本的に自由です。音楽ライブを聞くのも良し、炊き出しのグルメを食べるも良し、公園を散策するもの良し、海で泳ぐのも良しです。成ヶ島にはキャンプ場や海水浴場もあります

炊き出しのコーナーでは、ハレノサラさんの体に優しいグルメ、しょくのわさんの食がつなげる輪を大切にするグルメ、地元の名物タコを使用した由良タコ飯が登場します。

自慢の一品が無料で振る舞われるので大変な人気があります。ワークショップなども行われています。ハマボウの花を使用したレイなどが作られます。

音楽ライブが始まると盛り上がりも最高潮に達します。ユライさんの美しい演奏で魅了されます。バチコンドーさんやアワジカンさんの太鼓や歌や踊りでアフリカとも繋がります。

PEACE-Kさんのスピリチュアルの世界、佐伯真有美さんのアコースティックの世界で癒されます。成ヶ島で美しく咲くハマボウの花も喜びを表現するために揺らめきます。

ライブパフォーマンスを観覧していたお客さんも踊りだします。

なお、離島のために食事や飲料などの持ち込み、テントやレジャーシートなどの避暑グッズの持ち込みは自由です。各自で準備することになります。

成ヶ島の自然環境を保護するための清掃活動も行われます。海岸で自主的に参加するビーチクリーンが行われます。

大阪湾で唯一のハマボウが群生する島、ウミガメが産卵に来る浜などネーチャーガイドが行われます。

当時は地元の人がほとんどの自主活動でしたが、SNSなどの情報発信から、関西地方はじめ、四国地方や中国地方、関東地方まで、20代から30代の若者や家族連れが自然を満喫しています。

淡路島の海に囲まれた無人島で大自然を感じながら音楽や食事を楽しめます。淡路島の自然を守る代々受け継がれたスピリットを大切に、皆で楽しみながら自然を守るイベントとなっています。

当日は、新成美の会員募集も受け付けており、ボランティアや環境活動、情報発信の拠点となりつつあります。

出演アーティスト

ユライ(YURAI)

ユライ(YURAI)さんは、家族(OHANA)ユニットです。音楽というツールを通して、現在の存在を表現しようという家族(OHANA)で構成されているユニットです。

ボーカルのえま(Ema)さんは、「Rainbow Voice」と称されています。弓奏楽器を独自のアプローチ・倍音を生かした奏法により「もうひとつの声」となる異色の女性アーティストです。

慧奏(Esoh)さんは、ピアノをメインに、倍音歌唱法や循環呼吸など独特な奏法や、先住民族のスピリチュアルな伝統楽器と石や木から成る自然素材のオリジナル楽器などを演奏します。

Takaさんは、自然農を実践しながらギターと声と若さから、ユライに新しい一面を与えています。食の大切さを考え、音楽を通して自分のあり方を考えるシンガーソングファーマーです。

Tomoさんは、自分のしたいこと探すためにユライにメンバー入りしました。兄弟ユニットの「たまごかけごはん」でもパーカッションを担当しています。物語「いのちのしま」を執筆しています。

バチコンドー(BACHIKONDOOO)

バチコンドー(BACHIKONDOOO)さんは、2004年の夏に結成された西アフリカの太鼓を中心とした音楽とダンスのグループです。

日本では数少ないアフリカンバレエ(演劇)を取り入れたり、伝統音楽のリズムに自作の歌詞をのせたり、愛・平和・感謝をテーマにして太鼓、歌、踊りを通じて表現しています。

神戸を拠点にライブハウス、ホール、フェスティバル、お祭りなど各地でライブを行っています。

名前の由来は、セネガルのミュージシャンの先生が、日本語で「もっと力強く叩くこと」を「バチコン」と教わり「バチコンドー」と連呼したことから名付けられました。

アワジカン

アワジカンは、淡路島で活動する西アフリカ(ギニア)のリズムを楽しむグループです。淡路島マンモスにある「森のようちえん まんまる」で代表の佐藤明希さんを中心に立ち上げました。

大地と生活と共にある西アフリカはギニアの太鼓とダンスを楽しみながらのパフォーマンスとなります。エネルギーあふれる太陽の下で、民族衣装と大地のリズムで遊びを満喫します。

PEACE-Kさん

PEACE-Kさんは、ドラム、パーカッション、ウクレレ、ハングドラムを中心に、唄い、演奏する音楽家です。cembaloのドラマーとして2000年もメジャーデビューしました。

縁のあるミュージシャン達が集う「Pすけ祭り」というイベントを全国各地で行っています。

現在、PEACE-Kソロとして、好きな曲をウクレレ、hangなどでアコースティックにスペーシーサウンドで自由に唄いながら、ウクレレやパーカッションのワークショップも行っています。

2016年に8年ぶりにソロアルバム「あうわ」を発売します。自身だけで全てを唄い演奏して、沖縄やんばるで録音しています。スピリチャルポップなアルバムとなっています。

佐伯真有美さん

佐伯真有美さんは、1983年大阪生まれのアコースティックギター弾き語りです。2人組ロックバンド「あふりらんぽ」の元メンバーでギターボーカルのオニさんです。子育てするママさんです。

ギターを子供のように抱えて紡ぎながら、人ひいては宇宙への思いなど愛を歌いあげています。スパイスを一振りするように、囁く静寂と雄叫ぶ衝動を自由自在に操りながら感動の渦に巻き込みます。

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ハマボウ祭りの会場

ハマボウ祭りが開催される会場は成ヶ島です。成ヶ島は、淡路島の洲本市由良町の対岸にある無人島です。約100メートル沖となります。南北に約3キロに細長く浜が伸びています。

北には標高50メートルの成山、東には紀淡海峡側に成ヶ島海水浴場があります。細長い砂州が続きます。南には髙埼灯台があります。なお、成山には由良要塞の砲台跡がわずかに残っています。

成ヶ島は瀬戸内海国立公園に属しています。成ヶ島の展望台から眺める景観は、天橋立ならぬ淡路橋立と称されています。天橋立と同様に展望台から逆さで覗き込みと天に昇りそうな橋に見えます。

成ヶ島には、夏に黄色の花を咲かせるハマボウ、海岸の砂地によく自生するハママツナ、カワラヨモギに寄生する植物で紫色の花を咲かせるハマウツボなど貴重な海浜性植物が群生しています。

アカウミガメの産卵地となっています。全長65センチから1メートルほどのウミガメで、赤褐色の体が特徴です。5月から8月にかけて産卵のために砂浜に上がることがあります。

片方のハサミが極端に大きい絶滅危惧種のハクセンシオマネキも生息しています。瀬戸内のガラパゴスとも称されています。ハヤブサ、シロチドリなどの営巣地となっています。

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ハマボウ祭りのアクセス

ハマボウ祭りが開催される会場は成ヶ島へのアクセスは、自動車と渡り船となります。

自動車は、神戸方面からお越しの場合も、徳島方面からお越しの場合も、高速道路の神戸淡路鳴門自動車道の洲本インターチェンジから下ります。洲本インターチェンジから約20分で成ヶ島渡船に到着します。

洲本インターチェンジの出口から真っ直ぐ国道28号線を進みます。突き当たりを右折して、県道76号線(南淡路水仙ライン)を進みます。道なりに進むと洲本市由良町の成ヶ島渡船に到着します。

駐車場は、向かい側にある洲本市役所由良支所となります。無料で約30台ほどが駐車できます。成ヶ島渡船から2分で成ヶ島に到着します。なお、ハマボウ祭り当日は乗船が無料となります。

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ハマボウ祭りの周辺の観光スポット

ハマボウ祭りが開催される会場は成ヶ島の周辺の観光スポットは、洲本城、大浜海水浴場、洲本市民広場のドラクエ像、洲本レトロこみちとなります。

洲本城は、淡路島洲本市の南にある標高133メートルの三熊山の山頂にある城です。東西800メートル、南北600メートルに総石垣造の郭があります。かつて西日本最大級の水軍の山城です。

本丸の石垣と大石段が壮大です。淡路水軍の拠点だったこともあり、本丸から海と城下町と山の180度の大パノラマの絶景を眺めることができます。洲本バスセンターから自動車で約10分で到着します。

大浜海水浴場は、洲本市の市街地に隣接する白砂青松の風光明媚な海水浴場です。南北75メートル、東西55メートルに伸びた砂浜は、見事な曲線を描いて広がります。遊歩道が整備された海浜公園です。

穏やかな海辺、美しい砂浜、立派な黒松、ふもとの山々を眺めながら散策を楽しむことができます。海水浴シーズンには、淡路島で人気のビーチとなります。遠浅の海で安心して水遊びが楽しめます。

洲本市民広場は、ドラゴンクエスト30周年記念碑の銅像があります。ドラゴンクエストの生みの親である堀井雄二さんの出身地として、洲本市民広場に、ドラゴンクエスト30周年記念碑が建立されました。

主人公の勇者が装備する武器「ロトの剣」と防具「ロトの盾」、人気キャラクターのスライムが寄り添った銅像が建てられています。洲本市民広場の大きな木の根元にひっそりと佇んでいます。

洲本レトロこみちは、淡路島洲本市中心部にある城下町の風情が残る小路です。江戸時代以降の古い町家や小民家や空き家などをリノベーションしたオシャレな店舗が並ぶ通りです。

週末や連休には、個性的なカフェやレストランやショップなど20店舗以上が営業しています。レトロ雰囲気を味わいながら「まち歩き」が楽しめます。イオン洲本店から徒歩約5分で到着します。

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