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パソナが淡路島に移転 9月から本部機能を段階的に

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2020年9月1日(火)に、株式会社パソナグループが東京本社の主要機能を淡路島に段階的に移転すると発表しました。人事・財務経理・経営企画・新規事業開発・グローバル・IT/DXの人材が対象です。

東京の本社オフィスの約1800名のうち約1200名を淡路市の新オフィスに異動させる計画です。淡路市に拠点施設「デジタル・トランスフォーメーションセンター」を設置する予定です。

2021年春から2023年春まで年400名程度の移住を目安にしています。

  • 2021年春:400名、2022年春:400名、2023年春:400名

新オフィスは、淡路市で3カ所から4カ所を設置される予定です。賃貸物件と新築物件の計画です。

  • 新オフィス:3~4カ所(淡路市)
パソナグループ 淡路島に移転

株式会社パソナグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役グループ代表 南部靖之)は、働く人々の「真に豊かな生き方・働き方」の実現と、グループ全体のBCP(事業継続計画)対策の一環として、主に東京・千代田区の本部で行ってきた人事・財務経理・経営企画・新規事業開発・グローバル・IT/DX等の本部機能業務を、兵庫県淡路島の拠点に分散し、9月から段階的に移転を開始してまいります。

また、AI・IoTを駆使した『DX(デジタルトランスフォーメーション ※1)・BPOセンター淡路』を併せて開設し、自社のDXを推進すると共に、クライアント企業のインサイドセールス※2やWeb/デジタルマーケティング等の業務を行ってまいります。

これにより、2023年度末までに、グループ全体の本部機能社員 約1800名のうち、約1200名が淡路島で活躍してまいります。また、これらの業務にはパソナグループ各社の従業員が従事していくほか、就職氷河期世代やシニア世代、ひとり親家庭の方々をはじめ様々な方に門戸を広げ、雇用してまいります。

昨今、新型コロナウイルス感染症の拡大等を受けて、各企業では社会・ビジネス環境の急速な変化に対応する事業構造の変革やDXなどの取り組みが加速しているほか、自然災害等のリスクに対応するBCP体制の整備が進められています。また、働く人々においても、リモートワークをはじめとする多様な働き方の実現や、新しい生活様式に対応する豊かな生き方が求められています。

そこでこの度、パソナグループは働く人々の‟真に豊かな生き方・働き方”の実現を目指し、「Smart Life Initiative(スマート ライフ イニシアティブ)」を掲げ、グループ全体のBCP(事業継続計画)対策の一環として、本部機能の分散と淡路島への移転を段階的に開始してまいります。

パソナグループ

パソナが淡路島に移転する本部機能の対象は、東京都千代田区の人事・財務経理・経営企画・新規事業開発・グローバル・IT・DXなどの業務となります。3割の人員と登記上の本店は東京に残す予定です

淡路島の新オフィスは、敷地面積が約5300平方メートルです。現在、賃貸契約を進めています。大浴場、バーを備えた社宅(140室)や寮を完備しています。取締役会や経営会議は淡路島で開催する計画です。

首都圏から600キロ離れた淡路島は、賃料が5分の1と格安というメリットもあるとしています。

2019年12月には、淡路島で就職氷河期対策の一環としてパソナの運営する事業に携わる社員200人、地方創生の事業に携わる100人を正規雇用することを決定していました。

最近の新型コロナウイルスの影響から、各企業では社会環境やビジネス環境の急速な変化に対応する事業構造の変革が求められています。自然災害などのリスクに対応する組織体制の変革が求められています。

長年の東京一極集中の弊害から、通勤の混雑や災害の備えが課題となっています。国がワーケーションの導入を促しています。企業による在宅勤務のリモートワーク・テレワークが普及しています。

このような状況で、大手企業のパソナが本社機能を兵庫県の淡路島という離島に移転する決断をしました。会社に行かなくても、どこにいても仕事ができる環境づくりに積極的に取り組む姿勢です。

パソナグループの働き方改革のコンセプトは「Smart Life Initiative(スマート ライフ イニシアティブ)」です。働く人々にとって真に豊かな生き方・働き方の実現を目指します。

パソナは、2008年から淡路島で地方創生プロジェクトに取り組んでいます。農地を取得して農業事業をスタートしました。現在では約700人の新規就労を創出しています。

さらに、淡路島で地方創生・雇用創出を目的に様々な施設を展開してきました。

エイチ・アイ・エスの澤田秀雄さん、ソフトバンクグループの孫正義さんとともに「ベンチャー三銃士」と呼ばれていたパソナグループの南部靖之さんは、淡路島に移って観光事業に取り組んでいます。

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淡路島観光アワタビ
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