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旧益習館庭園 淡路島洲本市の名勝で日本最大級の巨岩石

旧益習館庭園は、淡路島洲本市にある武家庭園です。日本最大級の巨岩が用いられた江戸時代に発達した庭園様式の池泉回遊式庭園となります。江戸時代に徳島藩の筆頭家老であった稲田氏の別荘の庭園として造成されて、その後に私塾学問所となりました。

旧益習館庭園は、桂小五郎や西郷隆盛など勤王の志士たちも訪れた場所とされています。淡路島が徳島県から兵庫県に編入されるきっかけとなった庚午事変で建物は焼失しましたが、庭園は維新当時の面影を残しています。

なお、11月19日(月)から11月25日(日)の18時から20時まで、秋のライトアップが開催されます。淡路島洲本市で日本最大級の巨岩を用いた壮大な武家庭園「名勝 旧益習館庭園」が期間限定でライトアップされます。また、11月23日(金祝)の18時からは、淡路島洲本市出身の胡弓奏者 木場大輔さんによる胡弓演奏が披露されます。入場料金は無料です。

旧益習館庭園の基本情報

  • 名称:旧益習館庭園
  • 住所:〒656-0024 兵庫県洲本市山手3丁目
  • 電話:0799-24-3331(淡路文化史料館)、0799-24-7632(洲本市教育委員会)
  • 開園日:土曜日・日曜日・祝日(毎週)
  • 開演時間:10:00~16:00
  • 入場料金:無料
  • 駐車場:最寄りの市営駐車場
  • アクセス:神戸淡路鳴門自動車道 洲本ICから車で約15分

旧益習館庭園の内容

旧益習館庭園は、淡路島洲本市の曲田山の山麓にある武家庭園です。日本最大級の巨岩を利用した江戸時代の庭園様式の池泉回遊式庭園となります。かつて洲本城の築城に使用された石切り場の跡地です。

江戸時代の前期に徳島藩の筆頭家老で代々洲本城代を務めた稲田氏の別荘「西荘(せいそう)」に庭園が造成されました。石切り場の跡地を整備して造園しており複数の巨岩が並ぶ独特の景観となっています。

当時周辺には、稲田氏や家臣の屋敷が並ぶ武家居住区だったそうです。1854年に、稲田氏は別荘「西荘」を私塾学問所「益習館」として開設しました。以後は、益習館と呼ばれました。

益習館では、儒学や漢学のほか、兵学や武術などの文武両道の教育が行われていました。稲田氏は、豊かな経済力と公卿との縁組みで地位は高く、幕末に積極的に尊王攘夷派の運動に参加していました。

稲田氏は、勤王学者との交流が盛んでした。儒学者 頼山陽や画家 浦上春琴などが訪れています。画家 斎藤畸庵は、稲田氏の別荘「西荘」の絵画を描いています。

幕末には、桂小五郎、山縣有朋、西郷隆盛らも滞在して、捕史の追跡により洲本市由良から海を渡り、紀州へ逃げ延びたといわれています。

益習館の建物は、1870年に起こった庚午事変(稲田騒動)で焼き討ちに遭い焼失しました。庚午事変をきっかけに、淡路島は徳島県から兵庫県に編入されることになりました。

庚午事変は、淡路島の分藩独立を巡り、徳島藩の蜂須賀家の家臣が、淡路島の稲田家の家臣の屋敷を襲撃した事件です。家臣の家族17人が死亡となりました。事件の首謀者10人は死罪となりました。

庚午事変以降、残されたままの益習館の庭園は、稲田家の家臣の北海道移住により所有者が移り変わりました。明治時代の末期から大正時代にかけて書院の建築や庭園の改修が行われました。

2013年8月に、当時の所有者から洲本市に寄贈されました。現在、洲本市が管理しています。一般公開は、毎週の土曜日・日曜日・祝日の10時から16時までとなっています。

洲本市は古い絵図を参考にしながら、日本庭園研究家である西桂さんの指導を受けて、約5400平方メートルに及ぶ庭を整備しました。洲本市で初めて兵庫県の「名勝」の指定文化財に指定となりました。

合わせて行われた調査では、巨岩石の止め石が置かれていたことから人工的に動かされたものであること、「巨大な灯籠は明治時代以降に追加されたものであることが判明しています。

旧益習館庭園は、曲田山の山麓に作庭された庭園です。庭園には、東西にまたがる長い大きな池と山側の護岸に巨石が施されています。江戸時代に発達した日本庭園の様式である池泉回遊式庭園となります。

洲本城がある三熊山、桜の名所である曲田山など自然の山を借景として、山の傾斜を利用した築山に自然の巨岩石を活用して園池を設置した武家庭園らしい荒々しい大胆な構成となっています。

最も大きな巨石は、高さ約4メートル、幅約6メートルで日本の庭石として最大級の大きさを誇ります。石切り場の跡地の地形を活用して巨岩を巧みに配置した全国でも類を見ない庭園造りとなっています。

巨岩には、石材の切り出したときの矢穴が残っています。かつて石切場として利用されていた名残です。曲田山の流水を水源とした園池の手前に、明治時代末期から大正時代にかけて書院が建築されました。

書院と園池の間には、飛石が打たれています。庭園の池畔から左手奥には三熊山を望むことができます。山頂には洲本城の天守閣があります。巨岩の左右には、大小の岩を配置して滝の流れを表現しています。

複数の巨岩が並ぶ独特の景観は、臨場感のある豪壮な武家庭園として、悠久の歴史と勤王の志士のロマンを感じることができます。江戸時代から幕末の動乱に至るまでの歴史が刻まれています。

旧益習館庭園は、巨石を中心に造成された庭園の技術や意が、全国的にも特異な特徴を有する他に類を見ない優れた庭園と認められました。2016年3月15日に兵庫県の名勝に指定されています。

2018年11月16日に、国の文化審議会が文部科学大臣に兵庫県洲本市にある旧益習館庭園を国の名勝に指定するよう答申しました。国指定の名勝は兵庫県で9件目となります。

旧益習館庭園で秋のライトアップ

11月19日(月)から11月25日(日)の18時から20時まで、淡路島洲本市にある日本最大級の巨岩を用いた壮大な武家庭園「名勝 旧益習館庭園」で秋のライトアップが開催されます。

静寂の水面に映る迫力の巨岩、三熊山でライトアップされる洲本城、秋の彩りを添える紅葉など、桂小五郎や西郷隆盛など勤王の志士も訪れた兵庫県の名勝がライトアップで豪壮に照らされます。

なお、11月23日(金祝)の18時からは、淡路島洲本市出身の胡弓奏者 木場大輔さんによる胡弓演奏が披露されます。悠久の音色を楽しむことができます。なお、入場料金は無料です。

秋のライトアップ 旧益習館庭園の基本情報

  • 開催日時:11月19日(月)~25日(日)18:00~20:00
  • 開催場所:旧益習館庭園

旧益習館庭園のアクセス

旧益習館庭園へのアクセスは、移動手段として自動車または高速バスがあります。どちらの場合も、最後の移動手段となる徒歩では、目印としてイオン洲本店を目指すと便利です。

自動車の場合

自動車の場合、旧益習館庭園に専用の駐車場がありません。最寄りの駐車場として、イオン洲本店駐車場、洲本高速バスセンター前駐車場があります。そちらに向かうことになります。

イオン洲本店駐車場、洲本高速バスセンター前駐車場までのアクセスは、神戸淡路鳴門道洲本インターチェンジから車で約15分で到着します。

各駐車場から旧益習館庭園までは、徒歩で約10分程度で到着します。

旧益習館庭園までのルートは、イオン洲本店とエディオン洲本店と淡陽信用組合本店がある交差点を、イオン洲本店側からエディオン洲本店ではない方向に渡ります。

1本目の右折できる細い路地を曲がります。少し進むと左側に小民家の長屋が並ぶ建物が見えます。細い路地を左折すると洲本レトロこみちの入口に到着します。

洲本レトロこみちの入口から本町商店街のアーケードを通過して真っ直ぐ歩きます。突き当たりになる出口まで歩きます。突き当たりの斜め前が旧益習館庭園の入口となります。

  • 駐車場:洲本バスセンター駐車場、イオン洲本店駐車場
  • 駐車料金:最初1時間無料、その後1時間毎に100円

高速バスの場合

高速バスの場合、洲本高速バスセンター行きの高速バスに乗車します。高速バスは、神戸三ノ宮駅、高速舞子駅、学園都市駅、新神戸駅、大阪阪急3番街、なんば駅から発車しています。

洲本高速バスセンターに到着すると、向かい側にある兵庫県立淡路医療センターの巨大な建物に向かって右側にあるイオン洲本店を目指して歩きます。徒歩5分程度で到着します。

イオン洲本店から洲本レトロこみちまでは、徒歩で約5分程度で到着します。

旧益習館庭園までのルートは、イオン洲本店とエディオン洲本店と淡陽信用組合本店がある交差点を、イオン洲本店側からエディオン洲本店ではない方向に渡ります。

1本目の右折できる細い路地を曲がります。少し進むと左側に小民家の長屋が並ぶ建物が見えます。細い路地を左折すると洲本レトロこみちの入口に到着します。

洲本レトロこみちの入口から本町商店街のアーケードを通過して真っ直ぐ歩きます。突き当たりになる出口まで歩きます。突き当たりの斜め前が旧益習館庭園の入口となります。

淡路交通バス

  • 高速舞子駅ー洲本BC(所要時間60分、乗車料金1550円)
  • 学園都市駅ー洲本BC(所要時間75分、乗車料金1600円)
  • 神戸三宮駅ー洲本BC(所要時間85分、乗車料金1850円)
  • 大阪 梅田阪急3番街ー洲本BC(所要時間120分、乗車料金2350円)

阪急高速バス

  • 大阪 梅田阪急3番街ー洲本BC(所要時間120分、乗車料金2350円)

本四海峡バス

  • 高速舞子駅ー洲本BC(所要時間60分、乗車料金1550円)
  • 三宮BT-洲本BC(所要時間85分、乗車料金1850円)
  • 新神戸駅ー洲本BC(所要時間95分、乗車料金1850円)
  • なんば駅(OCAT)ー洲本BC(所要時間120分、乗車料金2350円)

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