淡路島とは、兵庫県に属する瀬戸内海で一番大きい島です。淡路島がはじめての方に場所や地理、歴史や文化、観光やグルメ、アクセスなどを基本情報をご紹介します。
世界一が2つある島として、自然豊かな花の島として、国生み神話の島として、御食国の島として、アウトドアの島として、アニメの島として注目されています。
はじめての淡路島では、淡路島の観光や旅行に役立つ情報を掲載します。
なお、淡路島の観光スポットは「淡路島観光おすすめスポット39選」の記事をご参照ください。
兵庫県の瀬戸内海で最大の島
淡路島は、近畿地方の兵庫県の南部にあります。瀬戸内海の東部にある最大の島です。本州とは世界一の吊り橋の明石海峡大橋と結ばれて、四国とは、世界一の鳴門海峡の渦潮がある大鳴門橋で結ばれています。
淡路島の地形は北東から南西に、ひょうたんのような形状です。南北に約53キロ、東西約22キロ、外周約203キロあります。北部は東西7キロ前後で細長く、南部では東西20キロ前後で太短いです。
淡路島の地理についての詳しい情報は「淡路島の地理まとめ」をご参照ください。
歴史
淡路島は、日本神話の国生みで最初に誕生した島です。古来より朝廷に食料を献上して御食国と呼ばれてきました淡路国として戦国時代には淡路水軍として活躍しました。江戸時代に徳島藩の所領となりました。
幕末の庚午事変をきっかけに徳島県から兵庫県に編入されました。阪神淡路大震災では被災地となりました。2000年の淡路花博で花の島として整備されました。現在では、観光地として人気があります。
淡路島の歴史についての詳しい情報は「淡路島の歴史まとめ」をご参照ください。
人口
淡路島には、淡路市、洲本市、南あわじ市という3つの市があります。兵庫県の支庁として、淡路島を管轄する淡路県民局が洲本市に設置されています。
淡路島の人口は、約13万人となります。各自治体では、淡路市が約42000人、洲本市が約42000人、南あわじ市が約45000人となっています。
淡路島の自治体は、1965年から2005年まで、洲本市、津名郡(淡路町・北淡町・東浦町・一宮町・津名町・五色町)、三原郡(緑町・三原町・西淡町・南淡町)の淡路島1市10町の体制が続きました。
平成の市町村合併により、2005年1月に三原郡の全4町(緑町・三原町・西淡町・南淡町)が合併して南あわじ市となりました。2005年4月に津名郡の5町(淡路町・北淡町・東浦町・一宮町・津名町)が合併して淡路市となりました。2006年2月に五色町と洲本市が合併して洲本市となりました。
衆議院の小選挙区では「兵庫県第9区」となり、淡路島と明石市が同じ選挙区となります。兵庫県議会の選挙区では淡路市・洲本市・南あわじ市の各市が定数1の選挙区となります。
淡路島の人口についての詳しい情報は「淡路島の人口2019まとめ」をご参照ください。
道路
淡路島には、主要道路として、淡路島の中央を縦断している高速道路の神戸淡路鳴門自動車道があります。本州と明石海峡大橋で結ばれ、四国と大鳴門橋で結ばれています。
一般道では、国道28号線があります。淡路島の北端から中央まで東海岸を走り、淡路市の中心部と洲本市の中心部を結びます。中央から南端まで内陸を走り、洲本市の中心部と南あわじ市の中心部を結びます。
この他、県道31号線があります。淡路島の北端から中央まで西海岸を走り、播磨灘の夕日が美しい景色が眺められることから「淡路サンセットライン」と呼ばれています。
淡路島には、1922年から1966年まで、電車が走っていました。洲本市中心部と南あわじ市福良を結んでいた淡路鉄道です。淡路鉄道は、現在の淡路交通として路線バスを運行しています。
自動車のナンバープレートは、「神戸ナンバー」です。2018年12月に発表された「ナンバープレート地域 最新番付2019」では、横浜、品川、神戸がナンバープレート御三家に選ばれていました。
淡路島の道路についての詳しい情報は「淡路島ドライブコースおすすめ7選」をご参照ください。
アクセスは車とバスと船
淡路島へのアクセスは、自動車と高速バス、高速船があります。空港と駅がありません。飛行機や新幹線、電車の場合は途中で高速バスや高速船に乗り換えとなります。
なお、淡路島へのアクセスについての詳しい情報は「淡路島アクセスまとめ」をご参照ください。
自動車の場合はETCが必須
自動車で淡路島にアクセスする場合は、ETC搭載車を利用することが必須です。本州から明石海峡大橋を渡る場合も四国から大鳴門橋を渡る場合も、ETC搭載車のほうが現金車(非搭載車)より交通料金が安くなります。
明石海峡大橋(垂水IC-淡路IC)
ETC搭載車の交通料金(片道)
- 普通車:900円(軽自動車等750円)※平日・土日祝も料金は同じ
現金車(非搭載車)の交通料金(片道)
- 普通車:2370円(軽自動車等1900円)※平日・土日祝も料金は同じ
鳴門海峡大橋(鳴門北IC-淡路島南IC)
ETC搭載車の交通料金(片道)
- 普通車:680円(軽自動車等570円)※休日割引適用の料金は570円(軽460円)
現金車(非搭載車)の交通料金(片道)
- 普通車:1180円(軽自動車等930円)
高速バスの場合はJR三宮駅・JR舞子駅が便利
高速バスで淡路島にアクセスする場合は、新幹線新神戸駅・JR大阪駅・JR三宮駅・JR舞子駅の最寄りとなる高速バス乗り場から淡路島行きの高速バスが運行しています。
淡路島行きの高速バスで本数が多く、アクセスに便利なバス停は、JR三宮駅とJR舞子駅の最寄りとなるバス停で神戸三宮バスターミナルと高速舞子になります。
淡路島行きの高速バスで観光に便利なバス停は、淡路インターチェンジ、淡路夢舞台前、洲本バスセンター、福良バスターミナルとなります。
なお、淡路島行きの高速バスの所要時間は降車駅によって異なりますが、神戸から淡路島まで約1時間程度、大阪から淡路島まで1時間30分程度が目安としてわかりやすいです。
高速船の場合は明石港から岩屋港まで約13分
高速船で淡路島にアクセスする場合は、JR明石駅から徒歩で約10分で到着する明石港から淡路島の岩屋港まで、淡路島行きの高速船「淡路ジェノバライン」が運航しています。
運賃は大人500円、子供250円です。125cc以下の二輪車も搭載可能で運賃は450円です。自転車で淡路島一周をする通称「アワイチ」で利用する方が多いです。1時間に数本程度の運航となっています。
淡路島での交通手段は車にレンタカー、路線バスにUber
淡路島に到着した後の交通手段は、車とレンタカー、路線バスにウーバー(Uber)があります。
最も便利な移動手段は、自家用車となります。淡路島には電車が走っていません。路線バスは、住民の交通手段という側面から、路線も本数も限られており、観光地めぐりに適していません。
次に便利な移動手段として、レンタカーがあります。2021年3月31日(水)まで、淡路島で環境に優しい電気自動車の実証実験「あわモビレンタカー」の実証実験が開催されています。
利用料金が、税抜きで6時間まで4千円、12時間5千円、24時間6千円となります。最長で約400キロメートルの走行が可能でガソリン代は不要となります。
最後に便利な移動手段として、ウーバー(Uber)があります。2019年3月31日(日)まで、国内初の事例となるタクシー会社と提携してタクシー配車の実証実験「ウーバー(Uber)」を行っています。
初回乗車で割引キャンペーンも行っていますので、通常のタクシー料金よりもお安く利用できます。スマートフォンのウーバーアプリを利用して、出発地から乗り、目的地で降りるだけのシンプルなサービスです。
世界一の絶景が2つある島
淡路島には、世界一が2つあります。世界一の吊り橋「明石海峡大橋」と世界一のうずしお「鳴門海峡の渦潮」です。淡路島を訪れたら一度は見て欲しい世界一の絶景がご覧いただけます。
世界一の吊り橋「明石海峡大橋」は、本州の神戸市垂水区と淡路島の淡路市岩屋を結ぶ、全長3911メートルと世界最長です。主塔間の長さ1991メートルとともにギネス世界記録に認定されています。
主塔の高さは海面上298メートルで、東京スカイツリー、東京タワー、あべのハルカスに次ぐ高さです。ケーブル1本に36830本のワイヤーを使用しています。建設費用は約5000億円、建設期間は約10年です。
世界一のうずしお「鳴門海峡の渦潮」は、四国の徳島県鳴門市と淡路島の南あわじ市福良を挟む鳴門海峡で発生する渦潮です。鳴門海峡は、イタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡と並び世界三大潮流です。
幅が約1.3キロの海峡に潮の干満から、瀬戸内海への潮流と太平洋への潮流が入れ替わりながら、1日4回発生します。潮流差と水位差から最大で直径約20メートルの世界最大の渦潮を発生させます。
明石海峡大橋 世界一の吊り橋の絶景
明石海峡大橋は、神戸市と淡路島を結ぶ世界最長の吊り橋です。初めての淡路島観光で定番の観光スポットです。淡路島からは、雄大は明石海峡大橋と美しい神戸の街並み、青い空と碧い海の絶景が眺められると人気です。
淡路サービスエリアには、明石海峡大橋のワイヤーを束ねるケーブル実物の断面が展示されています。
日中は、美しい空と海、神戸の街並み、大阪湾と世界一の吊り橋が織り成す大パノラマが楽しめます。夜間には、神戸の夜景をバックに明石海峡大橋のライトアップ、大阪湾に連なるネオンライトの大パノラマを楽しめます。
淡路島で明石海峡大橋の絶景が楽しめる観光スポットとして、淡路サービスエリア、道の駅あわじの2つがあります。
淡路サービスエリア 関西にあるSAの王者
淡路サービスエリアは、明石海峡大橋の絶景が望める関西屈指のサービスエリアです。淡路SA下りは、有名な観覧車が目印です。絶景が見えるスタバや、ミスド、ドッグランがあります。
レストランでは、淡路島玉ねぎカレーをはじめ、淡路島の美味しい食材を使ったグルメが堪能できます。お土産ショップも淡路島玉ねぎや淡路島牛乳、たこせんべいなど商品数が豊富です。
淡路SA下りは、恋人の聖地に選ばれた「橋のみえる丘」において、夜間に「蓄光石」でロマンチックな光の演出を行っています。淡路島牛乳を使ったソフトクリームが名物です。
道の駅あわじ 明石海峡大橋の付け根でグルメを堪能
道の駅あわじは、明石海峡大橋の根元にあり明石海峡に隣接した道の駅です。明石海峡大橋をローアングルから眺められます。間近で見ると巨大建造物の大迫力に圧倒されます。
明石海峡大橋のワイヤーを繋ぐ巨大コンクリート塊のアンカレイジを間近で見ることができます。
本館1階にあるテイクアウト店では淡路牛バーガーが、本館2階にある海峡楼では淡路牛すきやき重が本館離れの海千館では淡路島生しらす丼が人気です。淡路島グルメを堪能できることで評判です。
道の駅あわじには、海に面した公園 松帆アンカレイジパークが隣接しています。テイクアウトしてベンチで、明石海峡大橋の絶景を眺めながらご当地のグルメを味わえば至福のひとときとなります。
鳴門海峡の渦潮 世界一のうずしおの絶景
鳴門海峡の渦潮は、世界一の大きさを誇ります。兵庫県の淡路島と徳島県の鳴門市の間にある鳴門海峡は世界三大海峡の一つに数えられるほど潮流が激しいことで有名です。鳴門海峡で発生する渦潮は最大で直径約20メートルで世界最大を誇ります。
現在、兵庫県と徳島県で鳴門海峡の渦潮の世界遺産登録を目指しています。推進運動を盛り上げるための活動と、自然遺産に登録されるために必要となる学術的な価値を証明する調査が行われています。
鳴門海峡で発生する世界最大の渦潮は、古来より名立たる人々を絶景と言わしめた数々の記録が残されています。現在では年間100万人以上が訪れる人気の観光スポットとなっています。
世界三大海峡の一つとなる鳴門海峡で発生する世界最大の渦潮の楽しむ方法として、淡路島の兵庫県南あわじ市と徳島県鳴門市において、3つの楽しみ法があります。
うずしおクルーズ 世界一の渦潮を体験するクルージング
うずしおクルーズは、淡路島南西の道の駅福良から出港している大型遊覧船です。世界三大潮流の一つに数えられる鳴門海峡で発生する世界最大のうずしお「鳴門の渦潮」を周遊するクルージングが楽しめます。
世界一となる最大で直径20メートルにも及ぶ鳴門海峡の渦潮を、間近まで接近して体感することできます。淡路島で自然が作り出す壮大な現象と潮風の心地よさを感じる約1時間の海上散歩を楽しむことができます。
大型遊覧船は、500名が乗船できる咸臨丸と700名乗船できる日本丸があります。船内は冷暖房完備で快適な船旅を過ごすことができます。なお、渦潮が見頃となる大潮の時期は春と秋になります。
国生み神話で日本発祥の島
淡路島には、国生み神話で日本発祥の島として歴史があります。日本最古の書物である古事記と日本書記には、冒頭に日本の国土創生の物語として国生み神話が記述されています。
国生み神話では、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊奘冉尊(いざなみのみこと)の二神が登場します。天界から天浮橋(あめのうきはし)に降り立って、天沼矛(あめのぬぼこ)で大海原をかきまわします。
矛の先から落ちた滴が凝り固まって「おのころ島」が誕生します。二神はおのころ島に降り立って結婚します。二神は、日本列島となる大八島を構成する島を次々に誕生させます。
淡路島、四国、隠岐島、九州、壱岐島、対馬、佐渡島、本州の順番となります。つまり、国生み神話で日本で最初に誕生した島は淡路島となります。淡路島には、国生み神話のゆかりの場所が数多くあります。
伊弉諾神宮 日本最古の神社で国生みゆかりのパワースポット
伊弉諾神宮は、日本最古の書物である古事記・日本書紀に創祀の記載がある日本最古の神社です。伊弉諾尊と伊奘冉尊の二神が祀られています。神宮と名乗る全国24社で神位は一品の極位の格式高い神社です。
伊弉諾大神が日本の国生みの大業を終えられて余生を過ごされた場所とされます。日本の統治の大業を天照大神(あまてらすおおみかみ)に委譲されて幽宮(かくりのみや)を構えたと記述されています。
国生み神話ゆかりの場所で、悠久の歴史を体感できる関西有数のパワースポットで全国から参拝者が訪れます。
おのころ島の伝承地
淡路島には、国生み神話で最初に誕生した島ということから、国土創生の舞台となった「おのころ島神社」が淡路島にあると伝承される場所が言い伝えとして存在します。
おのころ島の伝承地は、古事記の冒頭を飾る「国生みの島・淡路」として日本遺産の構成文化財に認定されています。これらの伝承地は、淡路島のパワースポットとなっています。
おのころ島神社 日本三大鳥居で縁結びのパワースポット
おのころ島神社は、国生み神話に登場する伊奘諾尊(イザナギ)と伊弉冉尊(イザナミ)が降り立ったとされる丘にあります。日本三大鳥居の一つである高さ21.7メートルの大鳥居がある神社です。
淡路島で屈指の縁結びパワースポットとして有名です。鶺鴒石に結ばれる縄を握ってお祈りすると縁結びの願いが叶うことが評判となっています。国生み神話に登場する「おのころ島」伝承地の一つです。
絵島 約2千年以上前の砂岩が浸食したパワースポット
絵島は、淡路島北端の岩屋港にある高さ20メートルの小島です。陸続きだった岩が約2千年以上の歳月をかけて風化して侵食してできた島です。まだら模様の造形美が「おのころ島」に見立てられたとされます。
古来から和歌を詠む月見の名所です。平家物語に登場したり、西行法師にも詠まれている景勝地です。夜間はライトアップをしています。入場は無料です。国生み神話に登場する「おのころ島」伝承地の一つです。
上立神岩 天の御柱といわれる沼島のシンボル
上立神岩は、淡路島の南に位置する沼島にある巨大な岩です。高さ約30メートルの「矛先」のような形をしています。沼島の名前は、国生み神話の「沼矛」に由来しているともいわれています。
上立神岩は、伊奘諾尊(イザナギ)と伊弉冉尊(イザナミ)が、結婚の儀式を行った「天の御柱」といわれています。上立神岩の中央にはハート形のくぼみがあり、恋愛成就のパワースポットとなっています。
沼島に残る数多くの奇岩や岩礁のシンボルで、国生み神話に登場する「おのころ島」伝承地の一つです。
先山千光寺 伊弉諾尊と伊弉冉尊が最初に創造した山
先山は、伊弉諾尊(イザナギ)と伊弉冉尊(イザナミ)の二神が一番最初に創造した山であることから名付けられました。標高は約448メートルです。千光寺は頂上に創建されたお寺です。
先山千光寺は、淡路島で筆頭となる名刹です。高野山真言宗の別格本山となっています。先山千光寺の下方の標高400メートルほどの位置に高さ8メートルの大きな岩があります。
日本の神話に登場する「天の岩戸」とされており、岩戸神社として天照大神をお祀りしています。国生み神話に登場する「おのころ島」伝承地の一つです。
淡路公園島として花の島
淡路島では、四季折々の花の名所があります。2000年に開催された淡路花博「ジャパンフローラ2000」をきっかけにして、淡路島の全域で公園島淡路を宣言して「花の島」として取り組んでいます。
古来より受け継いできた自然との共生を中心として、花の文化を興して「震災の島」から「花の島」に生まれ変わっています。空や海や緑に囲まれた淡路島で、美しい自然を活かした公園が誕生しています。
春は桜と菜の花とチューリップで華やかです。夏はアジサイとヒマワリで鮮やかです。秋はコスモスで美しいです。冬は梅と水仙とランの名所があります。花の島は四季折々のスポットがあります。
春は菜の花とチューリップと桜
淡路島の春は、菜の花とチューリップと桜が咲き誇ります。花の島を華やかな春色に染めます。
菜の花の名所 あわじ花さじき
淡路島を代表する菜の花の名所は、兵庫県立あわじ花さじきです。甲子園球場4個分の15ヘクタールの丘陵地に約60万本の菜の花が咲き誇ります。入園料金も駐車料金も無料です。
あわじ花さじきは、約200メートルから約300メートルの丘陵地にあります。春になる菜の花が花畑一面を黄色く染め上げます。大阪湾に向かって「黄色い絨毯(ジュウタン)」が広がります。
展望台からは、眼下に広がる菜の花畑、頭上に広がる360度の青い空、彼方に広がる穏やかな碧い海が美しいコントラストを描いています。空と海の青に浮かぶ天空の花園といえます。
淡路島に一足早く春の訪れを告げています。NHK連続テレビ小説「あさがきた」のエンディングにも登場した人気スポットです。花畑から溢れ出る香りで淡路島の春を感じることができます。
チューリップの名所 淡路島国営明石海峡公園
淡路島を代表するチューリップの名所は、淡路島国営明石海峡公園です。敷地面積が約4600平方メートルと日本最大級の立体的花壇に、関西最大級となる約250品種20万本のチューリップが咲きます。
「花の島」のシンボルとなる都市公園で、春を彩るメインの花がチューリップです。赤色、オレンジ色、黄色、緑色、水色、青色、紫色と七色をメインとして花壇に模様を描くように植えられています。
淡路島国営明石海峡公園のチューリップは種類が豊富であることが特徴です。単色や混色、大きい花びらや小さい花びら、バラのようなゴージャスで華やかな八重咲きまで約250品種を楽しめます。
桜の名所おすすめ4選
淡路島を代表する桜の名所は、淡路市にある兵庫県立淡路島公園、洲本市にある曲田山公園と洲本城、南あわじ市にある諭鶴羽ダム公園が人気でおすすめです。
兵庫県立淡路島公園は約900本の桜が植えられています。淡路市の周辺では、淡路島国営明石海峡公園や兵庫県立あわじ花さじき、淡路サービスエリアの近くにあります。
曲田山公園は約580本の桜が植えられています。洲本城は石垣と桜で歴史風情があります。洲本市の周辺では、洲本温泉やドラクエの記念碑、大浜海水浴場などの近くにあります。
諭鶴羽ダム公園は約800本の桜が植えられています。南あわじ市の周辺では、イングランドの丘や道の駅うずしお、うずしおクルーズなどの観光施設があります。
夏はアジサイとヒマワリ
淡路島の夏は、アジサイとヒマワリ菜の花が咲き誇ります。花の島を鮮やかな夏色に染めます。
アジサイの名所おすすめ4選
淡路島を代表するアジサイの名所は、淡路市にある淡路島国営明石海峡公園と兵庫県立淡路島公園とあわじ花の歳時記園、洲本市にあるあわじ花山水が人気でおすすめです。関西でも有数の規模を誇ります。
淡路島国営明石海峡公園の約20種類14000株を筆頭に、兵庫県立淡路島公園の約30種類10000株、あわじ花山水の約70種類4000株、あわじ花の歳時記園の約70種類3500株と続きます。
淡路島国営明石海峡公園は、美しい庭園が魅力です。アジサイと同時期にユリなども綺麗です。兵庫県立淡路島公園では自然をそのまま生かした公園です。森林も池も川も里山の風景が残されています。
あわじ花山水は、淡路島の秘境といわれる場所にオーナーが創り上げた日本の原風景のアジサイ園です。あわじ花の歳時記園は、淡路島の山間に個人オーナーが創り上げた大自然のアジサイ園です。
ヒマワリの名所 イングランドの丘
淡路島を代表するヒマワリの名所は淡路ファームパーク イングランドの丘です。7月から8月の期間に「ひまわり大作戦」が開催されます。ひまわり畑の12カ所で10万本のひまわりが咲きます。
約5万本のひまわりが咲き誇る「大花畑」がメインです。約2200平方メートルの敷地を黄色に染めます。燦々と降り注ぐ太陽に向かって一斉に仰向くヒマワリの大輪は圧巻の光景です。
イベントでは、ひまわり畑でヒマワリ風船やしゃぼんだまを飛ばします。ヒマワリうちわを作ったり、ひまわりの顔出しスタンプラリーが行われます。夏休みにおすすめのイベントとなります。
秋はコスモス
淡路島の秋は、コスモスが咲き誇ります。花の島を美しく秋色に染めます。
コスモスの名所おすすめ4選
淡路島を代表するコスモスの名所は、淡路市にある兵庫県立あわじ花さじきと淡路島国営明石海峡公園、南あわじ市にある淡路ファームパーク イングランドの丘となります。
兵庫県立あわじ花さじきでは、約50万本のコスモスが植えられています。展望台からは、青い空と碧い海、緑に山々に囲まれた淡路島で、広大な敷地一面にコスモス畑の大パノラマを楽しめます。
淡路島国営明石海峡公園では、大地の虹とポプラの丘に合計5万6000株のコスモスが植えられています。コスモスの種類が豊富で形や色を楽しめます。美しい庭園を散策しながら楽しめます。
淡路ファームパーク イングランドでは、大花畑で約10万本のコスモスが植えられています。遊歩道や見晴台、ハート型のフォトフレームがあります。インスタ映えスポットとして人気です。
冬は梅と水仙と蘭(ラン)
淡路島の冬は、水仙と梅と蘭(ラン)が咲き誇ります。花の島を美しく冬色に染めます。
水仙の名所 灘黒岩水仙郷
淡路島を代表する水仙の名所は灘黒岩水仙郷です。淡路島南端の中央付近の海岸沿いにあります。最高峰608メートルの諭鶴羽山の山麓から海岸まで45度の斜面に水仙の公園が広がります。
約7ヘクタールの敷地に約500万本の一重咲きの野生のニホンスイセンが咲きます。灘黒岩(兵庫県)は、越前海岸(福井県)、房総半島(千葉県)と並び「水仙の日本三大自生地」となっています。
約500万本のニホンスイセンが海風に一斉にそよぐ姿は壮観そのものです。遊歩道に導かれて水仙の間を縫って歩きながら斜面を上っていると白いじゅうたんの上を歩いている気分になります。
斜面頂上にある展望台に上ると、水仙の黄色と空の青色と海の紺色が絶妙のコントラストを映し出します。自然が生み出す絶景をご覧いただけます。水仙の優しい香りが一足早い春を感じさせてくれます。
水仙の名所 八木のしだれ梅(村上邸)
淡路島を代表する梅の名所は八木のしだれ梅(村上邸)です。樹齢60年を優に超える古樹で、高さ8m、幅12m超、幹周り2m弱もあり、淡路島の筆頭であろう荘厳な1本の枝垂れ梅(しだれ梅)です。
村上さんの個人宅に植えられている1本の大きな梅ですが、梅が開花する時期だけオープンガーデンとして一般公開しています。自宅の本家を優に超える高さで、庭を梅花いっぱいで覆いつくしています。
直径約2センチになろうかという大きな真丸のお花が、枝を隠すくらい埋め尽くして溢れんばかりに咲いています。枝の一本一本に隙間なく艶やかな薄紅色の梅花が咲き乱れる姿は圧巻の一言です。
蘭(ラン)の名所 奇跡の星の植物館
淡路島を代表する蘭(ラン)の名所は奇跡の星の植物館です。日本最大級の温室に2000種2万株の蘭(ラン)の花が咲き誇ります。蘭(ラン)の魅力を堪能できる西日本最大規模の展覧会となります。
メイン展示となるフラワーショースペースでは、広々とした空間に多種多様な蘭(ラン)の花が立体的に飾られます。立体的なタワーや壁面を利用して、蘭(ラン)と芸術を融合させた空間を演出します。
極小ランや人面ランなど独特の形の花を咲かせる蘭(ラン)が大集合しています。岩や木々に着生したり、昆虫を媒介したり、不思議な生態があります。蘭(ラン)の不思議な世界が展示されます。
御食国として食材の宝庫
淡路島では、美味しいグルメがたくさんあります。日本古代から平安時代まで、朝廷に海産物を中心に新鮮な食料を献上してきた御食国(みけつくに)としての歴史があり、食材の宝庫といわれてきました。
御食国と呼ばれる国は、若狭国(福井県)と志摩国(三重県)と淡路国(兵庫県)の3つです。
古事記には、仁徳天皇の時代に「旦夕淡路島の寒水を酌みて、大御水献りき」と記載されています。毎日飲む水まで、淡路島から運ばれたとされます。朝廷からのお墨付きといえるでしょう。
淡路島の海産物で代表的な魚介類は、鱧(ハモ)、鯛(タイ)、鰆(サワラ)、赤ウニ、タコ、ちりめん、淡路島3年とらふぐ、伊勢海老、穴子、サクラマス、いかなご、ワカメ、太刀魚(タチウオ)です。
淡路島の農産物で代表的な農作物は、淡路島玉ねぎ、淡路ビーフ、淡路米、淡路島レタス、枇杷(ビワ)、淡路島牛乳です。特に淡路島玉ねぎでは、玉ねぎ小屋と農民車と玉ねぎ畑が淡路島の風物詩です。
淡路島のグルメとして代表的なものは、淡路島牛丼、淡路島バーガー、淡路島生しらす丼、淡路島生サワラ丼、淡路島3年とらふぐ、淡路島ビーフ、淡路島の鱧、島スイーツがあります。
淡路島の鱧の歴史についての詳しい情報は「淡路島の鱧の歴史」をご覧ください。
全国ブランドの食材をはじめ、食材を使ったグルメ、お土産、名物スポットを紹介します。
淡路島玉ねぎ 全国ブランドの食材
淡路島といえば玉ねぎというくらい淡路島玉ねぎは全国ブランドとなっている食材です。甘い、柔らかい、瑞々しいが特徴です。美味しい理由は、淡路島の風土が玉ねぎ作りに適しているからです。
特に春の収穫となる早生(わせ)の「新玉ねぎ」は、白くて瑞々しくて辛みが少なく、とても柔らかいので生でいただくのに最適です。炒めたり、煮たりして甘味や旨味が引き出され美味しいです。
淡路島の玉ねぎの収穫高は、北海道、佐賀県に続いて3位となっています。ただ、他の産地に比べて淡路島玉ねぎは、糖分が10パーセント高いこと、辛味成分が少ないことが判明しています。
淡路島玉ねぎの歴史についての詳しい情報は「淡路島玉ねぎの歴史」をご参照ください。
現在、全国に名前を轟かせた淡路島玉ねぎを淡路島でもグルメやお土産、名物スポットが登場しています。
淡路島玉ねぎのグルメでは、淡路島玉ねぎバーガー、淡路島玉ねぎうどんなどが人気です。淡路島玉ねぎのお土産では、玉ねぎスープ、玉ねぎチップス、玉ねぎドレッシング、玉ねぎせんべいなどが人気です。
名物スポットとして、淡路島南あわじ市にある「うずの丘 大鳴門橋記念館」には、巨大オブジェ「おっ玉葱」、たまねぎのUFOキャッチャー、玉ねぎ顔出しパネル、玉ねぎカツラなどがあります。
淡路島玉ねぎバーガー
淡路島玉ねぎを使ったグルメとして、淡路島玉ねぎバーガーがあります。道の駅うずしおのオニオンキッチンで販売されている淡路島玉ねぎバーガーは、全国ご当地バーガーグランプリで全国1位に輝きました。
商品名は「あわじ島オニオンビーフバーガー」です。5つの異なる味付けをした淡路島玉ねぎを使ったハンバーガーとなります。現在では、1年間で15万個を売り上げるメガ商品となっています。
なお、道の駅うずしおには、名物スポットとして淡路島玉ねぎチェアがあります。クリスマスには淡路島玉ねぎツリーが登場します。淡路島玉ねぎソフトクリームやオニオンチップスも人気商品です。
淡路たまねぎスープ
淡路島玉ねぎを使ったお土産として、淡路島玉ねぎスープがあります。淡路サービスエリアと直結する淡路ハイウェイオアシスには、蛇口から淡路島玉ねぎスープが出るスープスタンドが登場しています。
商品名は「淡路たまねぎスープ」です。淡路島玉ねぎを使用したスープ「淡路たまねぎスープ」は、累計販売総数5500万食を超えるヒット商品です。淡路島でナンバーワンのお土産といえるでしょう。
スープスタンドでは、淡路島玉ねぎスープが無料で何杯でも試飲ができます。週末は列ができるほどの人気の名物スポットとなっています。淡路サービスエリアから車で往来が自由なのでおすすめです。
淡路島玉ねぎうどん
淡路島玉ねぎを使ったグルメとして、淡路島玉ねぎうどんがあります。淡路市志筑にある麺乃匠「いづも庵」で提供している淡路島玉ねぎ丸ごと1個の揚げ物をつかったつけ麺うどんです。
商品名は「淡路まるごと”タマネギつけ麺 華”」です。創業100年の歴史と伝統で育まれた淡路島うどんは、コシとモチモチ感があります。ナイフとフォークでいただきます。
玉ねぎは花が咲いているように見えることから、インスタ映えと絶品タマネギで人気グルメです。
淡路島牛丼 島のソウルフード
淡路島のグルメといえば淡路島牛丼です。淡路島牛丼は、全国ブランドの淡路島玉ねぎをはじめ、淡路島の名産である淡路牛や淡路米と淡路島が誇る自慢の食材が三拍子も揃ったグルメです。
2008年10月にB級グルメとして2008年10月に誕生しました。販売開始1年で約48万食を記録してメガヒットとなりました。現在では「島のソウルフード」と呼ばれるようになりました。
現在、島内で50店舗を超えるお店が参加して、オリジナルな調理方法を競い合って個性豊かな淡路島牛丼へと発展進化を遂げています。美味しいと評判で人気のお店を厳選してご紹介します。
淡路島生しらす丼 春から秋のご当地グルメ
淡路島のグルメといえば淡路島生しらす丼です。生しらすは、全国でも淡路島や鎌倉など数カ所でしか食べられない稀少な食材です。生しらす丼は春から秋までの期間限定であることから人気です。
淡路島の新鮮な生しらすをご飯にのせて薬味と一緒に食べます。透明で美しい生しらすは、サラッとした口触り、プチプチした歯応え、ツルッとしたのどごしから、驚きの食感を堪能できます。
現在、島内で60店舗を超えるお店が参加して、オリジナルな調理方法を競い合って個性豊かな淡路島生しらす丼へと発展進化を遂げています。美味しいと評判で人気のお店を厳選してご紹介します。
自然豊かなアクティビティの島
淡路島では、山や海の大自然を利用したアクティビティ体験がたくさんあります。山では、いちご狩り、みかん狩り、ぶどう狩り、ブルーベリー狩り、栗拾いなどの味覚体験を楽しめます。
海では、快水浴場百選に選ばれた綺麗なビーチで海水浴を楽しめます。マリンスポーツでは、パラセイリングやジェットボート、ウェイクボードやSUP、カヌーなどマリンアクティビティが人気です。
動物では、コアラに出会えます。ウサギやひつじ、イルカとふれあえます。乳牛の乳搾りなどが体験できます。アクティビティでは、自然と一体のとなったアスレチックやミニチュアワールドの庭園を満喫できます。
淡路島ではツーリングが人気です。自転車やバイクで淡路島を一周する通称「アワイチ」は、全国的に人気のサイクリングコースです。美しい湾岸線や激しい山岳路など全長約150キロを走破します。
毎年秋には「淡路島ロングライド150」という淡路島を自転車で一周する自転車イベントが開催されています。2000人を超えるサイクリストが挑戦する淡路島を挙げての一大イベントです。
淡路島では釣りが人気です。漁業が盛んで漁場も豊富なことから、海釣りでは、太刀魚(タチウオ)や鯛(タイ)などの大物が釣れます。太平洋と瀬戸内海に面していることで様々な魚種が生息しています。
淡路島は、ため池の密集地としても有名です。兵庫県の約6割、全国の10分の1を占めています。野池でマナーを守ってバスフィッシング(バス釣り)をするために全国各地から釣り好きが集まります。
味覚体験
淡路島は、いちご狩り、みかん狩り、ぶどう狩り、ブルーベリー狩り、栗拾いと味覚狩りが楽しめます。
いちご狩り
淡路島では、1月から6月までイチゴ狩りが楽しめます。関西では、いちご狩りの人気ランキングの上位に名前を連ねる農園が数カ所あります。関西では隠れた「いちごの島」として人気があります。
人気の理由は、いちご栽培に適した気候と土壌の地域であること、いちご狩りで自然を満喫できること、いちご狩りが観光プランの一つにできること、いちごの味が美味しいことなどがあります。
淡路島で「いちご狩り」を楽しめる4つの農園をご紹介します。
みかん狩り
淡路島では、9月から12月にみかん狩りが楽しめます。洲本市にある平岡農園がおすすめの農園です。洲本市中心部から程近い山間で、みかん栽培に適した日当たり良好な農園です。
平岡農園は、みかんなど柑橘畑が18000坪(6ヘクタール)、レモン畑を約3000坪(約1ヘクタール)があります。創業60年以上となる関西でも最大級の敷地を誇る農園となります。
コク・甘み・酸味がバランスよくフレッシュで甘酸っぱいみかんの味が自慢です。食べ放題の料金設定と良好なアクセス、バリアフリーの設計から人気となっています。レモン狩りも人気です。
ぶどう狩り
淡路島では、8月から9月までぶどう狩りが楽しめます。淡路市にある常盤観光ぶどう組合がおすすめの農園です。淡路島北部にある野島常盤地区の農家9軒で運営される農園の組織です。
標高150メートルの丘陵地にあり、日当たりが良く、風通しが良く、昼夜の寒暖差が大きい立地です。降雨が少なく日照が長い気候から、ぶどうの糖度が高く年によっては20度近くにもなります。
1房が約800グラム近くの大房となることから、メディアにも頻繁に取り上げられています。格安食べ放題の料金設定と良好なアクセスで人気です。市場価格の半値程度で購入できる贈答用も人気です。
ブルーベリー狩り
淡路島では、7月から8月にブルーベリー狩りが楽しめます。洲本市の山間にある「淡路島ブルーベリー園」がおすすめです。約2000平方メートルの農園で約40種類のブルーベリーを栽培されています。
無農薬(防虫・除草)で栽培されてます。ブルーベリーを摘み取って、そのまま生で食べることができます。常時15種類前後のブルーベリーの品種が植えられており、様々な種類の食べ比べができます。
ブルーベリーの木には、鈴なりの大きなブルーベリーがたわわに実ります。品種によってはブドウ並みの2センチ以上の実もあります。ブルーベリーが、500円玉サイズくらいの大きさになります。
栗拾い
淡路島では9月から10月まで栗拾いが楽しめます。淡路市の山間にある栗脇農園がおすすめ農園です。約65アールの敷地に、早生の丹沢と中手の筑波の2品種で約400本を栽培しています。
シーズンには、栗の木に茶色に色づく「イガ」が鈴なりにたわわに実ります。足元には、大粒でツヤツヤした茶色の熟した栗の実が所狭しと転がります。バケツの底を埋め尽くすくらい拾えます。
傾斜15度以下という農地で低樹高栽培をしており、小さなお子さんをはじめ、ベビーカーや車椅子でも、なだらかな農園で栗拾いを楽しむことができます。リーズナブルな価格設定で人気です。
海水浴とマリンスポーツ
淡路島は、快水浴場百選に選ばれた綺麗なビーチで海水浴を楽しめます。パラセイリングやジェットボート、ウェイクボードやSUP、カヌーなどマリンスポーツを楽しめます。
快水浴場百選に選ばれたビーチ
淡路島では、快水浴場百選に選ばれた綺麗なビーチで海水浴を楽しめます。関西地方では、ビーチの数が多く、海水が美しくグルメが美味しい、自然が豊かで財布に優しい観光地は、淡路島が筆頭です。
美しい海に囲まれた淡路島は、兵庫県のハワイと称されることもあります。人気のビーチは、環境省の日本の快水浴場百選に選ばれています。青い空と青い海、緑の松原と白い砂と雰囲気が抜群です。
淡路島の海水浴場でおすすめは、最大の広さを誇る慶野松原海水浴場、人気ナンバーワンの大浜海水浴場、人工海岸で美しく整備された多賀の浜海水浴場、交通アクセスが抜群の浦県民サンビーチの4つです。
パラセーリングで空中散歩
淡路島では、4月から10月までパラセーリングで楽しめます。洲本市にあるシームーンリゾートでは関西で唯一となるパラーセーリングの体験ができます。ロケーション抜群の淡路島での空中散歩は最高です。
パラセーリングは、普段着で参加できる初心者も安心できる体験となります。太陽、空、海、山と360度見渡す限りの淡路島の自然を満喫できます。海も空も緑も空から眺めると気分爽快です。
シームーンリゾートは関西最大のマリン施設として、ジェットボートにバナナボート、パドルボートにシーカヤック、ウェイクボードにエアスライダーとマリンアクティビティが豊富にあります。
動物とふれあい体験
淡路島は、コアラやうさぎ、乳牛やイルカなど動物のふれあい体験が楽しめます。
コアラに出会えるイングランドの丘
淡路島ではコアラに出会える施設として南あわじ市の淡路ファームパーク イングランドの丘があります。動物施設と植物施設と農業施設が合体したファームパーク(農業公園)となっています。
看板施設となるコアラ館には5匹のコアラがいます。淡路島のコアラは健康で長生きします。淡路島のコアラは寝相がスマートで美しいです。淡路島のコアラは鳴き声がゾンビのような重低音です。
淡路島のコアラは20年以上愛されており、淡路島の動物の顔です。この他、ウサギやヒツジなどの動物とのふれあい体験、コスモスやひまわりなど花畑の鑑賞体験、野菜や果物の収穫体験で楽しめます。
乳牛の乳しぼりや乳飲ましを体験する淡路島牧場
淡路島では、乳牛の乳しぼりや子牛の乳のましが体験できます。南あわじ市にある淡路島牧場です。ブラント牛乳となっている淡路島牛乳を製造するための乳牛を飼育している牧場です。
淡路島牛乳に関する様々な自然体験ができます。乳牛の親牛では乳しぼりを楽しめます。乳牛の子牛では乳飲まし体験が楽しめます。淡路島牛乳を使ったバター作り体験が楽しめます。
淡路島牛乳の無料試飲コーナーもあります。淡路島牛乳たっぷりのミルクソフトクリームが販売されています。オリジナルグッズも販売しています。バーベキューのレストランもあります。
イルカとふれあい泳ぐ じゃのひれドルフィンファーム
淡路島では、イルカとふれあったり、一緒に泳ぐ体験ができます。南あわじ市にあるじゃのひれドルフィンファームです。子供から大人まで初心者でも誰でも楽しめるプログラムが用意されています。
海に入らずにイルカと触れ合う「ふれあいコース」、海に入りイルカの背びれや胸びれにつかまって泳ぐ「スイムコース」の2つがあります。装備一式は無料でレンタルできるので手ぶらで大丈夫です。
総合アウトドアリゾート施設「淡路じゃのひれアウトドアリゾート」の1つの体験施設です。海上釣り堀でフィッシング、バーベキューやレストランで食事、キャンプやコテージで宿泊を楽しめます。
アスレチック体験
淡路島は、自然そのままの公園でアスレチック体験が楽しめます。
ニジゲンノモリ「クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク」
ニジゲンノモリは、兵庫県立淡路島公園のアニメパークです。東京ドーム約28個分の敷地に自然そのままの公園があります。日本の漫画やアニメやゲームなど二次元の世界を融合したテーマパークです。
アニメ「クレヨンしんちゃん」をテーマにしたクレヨンしんちゃんアドベンチャーパークでは、森の中で巨大アスレチックに挑戦したり、池の上をジップラインで滑空したりして楽しめます。
なお、兵庫県の県立公園として、ローラースライダーやふわふわドーム、水上アスレチックや水鉄砲など無料遊具もたくさんあります。広大な芝生広場があります。子供におすすめの場所です。
ミニチュア体験
淡路島は、自然を利用した広大な庭園でミニチュア世界の体験が楽しめます。
淡路ワールドパークONOKORO「ミニチュアワールド」
淡路ワールドパークONOKOROは、淡路島で唯一の遊園地です。世界の建築物を集めたミニチュアワールド、古代文明の遺跡、世界の童話、恐竜ワールド、鉄道ジオラマなどミニチュアの世界がメインです。
ミニチュアワールドでは、広大な敷地に美しい庭園を造成して世界遺産など世界の有名な建築物を展示しています。凱旋門やピサの斜塔、バッキンガム宮殿など25分の1スケールで精巧に作られています。
アトラクションは、大観覧車やゴーカート、コーヒーカップやメリーゴーランド、芝滑りをはじめ、空中を滑空するジップラインアドベンチャー、エアガンで的を撃つシューティングレンジが人気です。
アワイチでサイクリング・ツーリング体験
淡路島は、自転車やバイクで一周する通称「アワイチ」でサイクリング・ツーリング体験が楽しめます。
淡路島ロングライド150
淡路島ロングライド150は、毎年秋に開催される淡路島を一周する通称「アワイチ」のサイクリングイベントです。外周約150キロのコースを10時間以内に走破することを目指します。
「アワイチ」の人気から参加者が増加しており、2000人を超えるサイクリストが参加する淡路島の秋の風物詩となっています。来年で10回目を迎える淡路島を挙げての一大イベントです。
開放感抜群の瀬戸内海の海や淡路島の山の美しい風景を眺めながら自転車を走らせます。グルメを楽しみながら、海岸線のなだらかなコースから山岳路の険しいコースまで、あらゆる大自然を走破します。
伝統と流行を発信する島
淡路島では、伝統文化を発信する観光スポットと流行文化を発信する観光スポットがあります。
伝統文化では、約500年の歴史を持つ淡路人形浄瑠璃があります。淡路人形浄瑠璃は、3人遣いの人形、義太夫、太棹三味線で演じられる人形芝居のことです。人形劇を舞台芸術に発展させた芸能です。
約400年の歴史を持つ淡路瓦があります。淡路瓦(兵庫県)は、三州瓦(愛知県)、石州瓦(島根県)と並ぶ日本三大瓦の一つです。いぶし瓦の生産量で全国一を争う生産地です。
約170年の歴史を持つ淡路島の線香があります。日本の国内生産で70パーセントのシェアを誇ります。日本の香り文化をリードする地域として、香りについての情報発信をしています。
流行文化では、世界的に人気のハローキティのレストランが誕生しました。淡路島の新鮮な食材を使った料理と、最新技術を駆使したシアター、関西初登場のキティちゃんグッズなどを提供しています。
2019年春には、人気アニメのナルトとボルトの世界観を体験できるテーマパーク「NARUTO&BORUTO 忍里(SHINOBI-ZATO)」が淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」オープンします。
伝統文化の発信
淡路島は、約500年の淡路人形浄瑠璃や約170年の淡路島の線香など伝統文化を発信しています。
淡路人形座 淡路人形浄瑠璃の劇場
淡路人形座は、淡路南西端にある淡路人形浄瑠璃を上演する劇場です。江戸時代の文化の華ともてはやされ、舞台芸術として悲しいまでに人情の機微を謳い、哀歓の人間模様が演じられます。
淡路人形を自由自在に操るには何年もの修行が必要とされ、足七年、左手七年、頭と右手は一生といわれるほどです。何世代もの人々の創意工夫が重ねられ、受け継がれた舞台芸術の粋といえます。
通常公演は、1日4回の上演があります。約45分の公演で大人1500円となります。
パルシェ香りの館 香のテーマパーク
パルシェ香りの館は、淡路島の淡路市の山間にある香りのテーマパークです。アロマキャンドル、石けん、フラワーアレジメント、香水、ハーバリウム、エッセンシャルオイルの抽出などの体験が楽しめます。
線香の生産量で全国1位となっている淡路市で香り文化をリードして情報発信する施設となります。大農園や温室では、四季折々の花が咲きます。キンセンカやラベンダーなどの摘み取り体験が開催されます。
香りの湯では、露天風呂にラベンダー、ローズマリーなどのハーブを浮かべて香りの温泉を楽しめます。この他、カフェレストランやお土産店、産直所があります。ラベンダーソフトクリームが人気です。
流行文化の発信
淡路島は、キティちゃんやクレヨンしんちゃん、ナルトやボルトなど流行文化を発信しています。
ハローキティスマイル キティちゃんレストラン
ハローキティスマイルは、淡路島北西海岸にあるキティちゃんの形をした建物が目印の複合レストランです。レストランでは、淡路島の食材を使ったビュッフェ、オリエンタル料理、ハイティーが楽しめます。
シアターでは、キティちゃんの夢の世界を体験できるプロジェクションマッピングの映像を楽しめます。ショップでは、オリジナルグッズや限定商品、関西初登場など大人アイテムを販売しています。
クレヨンしんちゃんアドベンチャーパーク
クレヨンしんちゃんアドベンチャーパークは、兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」に誕生しました。人気アニメ「クレヨンしんちゃん」の世界観を体験できるテーマパークです。
エリアには、クレヨンしんちゃんのキャラクターたちの人形が50体以上が登場します。森の中で巨大アスレチックに挑戦したり、池の上をジップラインで滑空したりするアトラクションがあります。
なお、兵庫県の県立公園として、ローラースライダーやふわふわドーム、水上アスレチックや水鉄砲など無料遊具もたくさんあります。広大な芝生広場があります。子供におすすめの場所です。
NARUTO&BORUTO忍里
NARUTO&BORUTO 忍里は、2019年春に兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」に誕生します。人気アニメ「ナルト」と「ボルト」の世界観を体験できるテーマパークです。
忍里エリア全体が、木ノ葉隠れの里の舞台となります。ナルトやボルトのキャラクターたちの人形が登場します。忍者の修業を体験できるアスレチックや立体迷路などアトラクションが楽しめます。
なお、兵庫県の県立公園として、ローラースライダーやふわふわドーム、水上アスレチックや水鉄砲など無料遊具もたくさんあります。広大な芝生広場があります。子供におすすめの場所です。